ヘッジファンドって何?

日本のヘッジファンド17社総まとめ!初心者におすすめのヘッジファンドランキング第1位は?

最近、資産運用関連サイトでもよく目にするようになった「ヘッジファンド」。

ヘッジファンドは各ファンドごとに独自の運用を行っており、投資手法、最低投資額などファンドにより特徴が大きく異なります。

ヘッジファンドは5%以上の利回りが期待できて、運用もプロに任せるため自身の手間がかからないのが一番のポイント

投資を考えている方なら、ぜひ検討しておきたい投資先といえるでしょう。

そこで今回は日本国内のファンド17社を徹底比較し、おすすめのヘッジファンドをランキングでご紹介

ヘッジファンドでまとまった資産の運用をお考えの方や、これから投資を始めたい方におすすめのファンドをランキング形式で知りたい方はぜひ参考にしてください。

※ 以下、すぐに情報を確認したい人向けのリンクです。

おすすめのファンドをまずは知りたい
ヘッジファンド17社を1つずつ見たい
>ランキング1位のBMキャピタルについて詳しく知りたい

BMキャピタル公式サイト
はこちら

【2022年】日本国内おすすめヘッジファンド会社一覧

国内・日本ヘッジファンド会社一覧初心者おすすめのヘッジファンドランキングを発表する前に、まずは日本国内に存在する17社のヘッジファンドを紹介していきます。

(※先に投資先のランキングを確認したい方はこちらから)

様々な属性のヘッジファンドに目を通すことで各社の特徴が見えてきます。色々なファンドを覗いて比較・検討してみてください。

以下の「こちら」の箇所をクリックして、気になるヘッジファンドから先に目を通すのもおすすめです!

ファンド名
(投資先)
説明箇所
BMキャピタル
(日本バリュー株投資)
こちら
エクシア合同会社(EXIA)
(FX)
こちら
ヘッジファンド証券
(日本株マーケットニュートラル)
こちら
ストラテジックキャピタル
(日本株アクティビスト)
こちら
トータスパートナーズ
(未公開株)
こちら
アキトファンド
(日本バリュー株)
こちら
アズカル・アセット
(アメリカ債券/ベンチャー投資/インド投資)
こちら
エピック・パートナーズ
(日本株マーケット・ニュートラル)
こちら
アリシオン・キャピタル
(日本株)
こちら
GCIアセットマネジメント
(国内外株式)
こちら
プルーガキャピタル
(プライベート・エクイティ投資/債券投資/不動産投資)
こちら
サムライキャピタル
(不動産投資)
こちら
キャピタルアセットマネジメント
(ベトナム投資)
こちら
ハヤテインベストメント
(日本中小型企業株)
こちら
ベイビュー・アセット
(国内株式)
こちら
ホリコ・キャピタル・マネジメント
(国内外株式)
こちら
ユナイテッド・マネジャーズ・ジャパン
(日本株)
こちら

1. BMキャピタル

BMキャピタル
運用会社 ビーエムキャピタル合同会社
(BM CAPITAL LLC)
代表者 森山武利(たけとし)
本社所在地 東京都港区六本木7-18-1
運用手法 日本バリュー株投資
公式サイト BMキャピタル

 

藤田メモ
ファンドの特徴

BMキャピタルは個人投資家向けのヘッジファンドの中でもアプローチがしやすく、投資のハードルの低さが評判。

ヘッジファンド投資初心者の方におすすめの私募ファンドです。

年間利回り10%以上、過去にマイナスを出した年ゼロとまとまった資産をプロの力で安全かつ効率的に運用できます。

BMキャピタルは安定した運用実績があり、投資を検討するならまずは知っておきたいファンドです。

BMキャピタルでは実際の運用実績や過去のデータなどの資料請求、気軽な相談も無料で行えることも特徴。

BMキャピタルの資料は投資の情報収集としても非常に有益なので、気になる方はまず資料請求・問い合わせしてみるのがおすすめですよ。

BMキャピタル公式サイト
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>もっと詳しくBMキャピタルについて知りたい方はこちらから。

2. EXIA (エクシア)

EXIA
運用会社 エクシア合同会社
代表者 菊地 翔(かける)
本社所在地 〒106-6215 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー15階
運用手法 FX(外国為替)
公式サイト エクシア

藤田メモ
ファンドの特徴

100万円から投資可能という手軽さから、近年多くの個人投資者から注目を集めるヘッジファンド。FX(外国為替)を中心とした運用でリスクは高めですが、月利2-3%のまとまった利益に期待できます。手数料は実質無料ですが、運用費用や雑費が一銭も発生しないことはないので、諸費用が差し引かれて投資家に還元される仕組みを採用していると認識すべきでしょう。

3. ヘッジファンド証券

ヘッジファンド証券
運用会社 ヘッジファンド証券株式会社
代表者 植頭 隆道
本社所在地 東京都千代田区霞が関3-2-1
運用手法 日本株(マーケットニュートラル)
公式サイト ヘッジファンド証券

藤田メモ
ファンドの特徴

ヘッジファンド証券はあくまでファンドの仲介会社であるため、同社を通して他のヘッジファンドへ投資を行います。最低投資期間は6ヶ月、1000円単位で投資が可能。直接投資ではなく間に複数社が介入するため、コスト計算をしっかりする必要があります。運用成績は月利2%ほど。

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4. ストラテジックキャピタル

ストラテジックキャピタル
運用会社 ストラテジックキャピタル(Strategic Capital, Inc.)
代表者 丸木強
本社所在地 東京都渋谷区東3-14-15
運用手法 日本株(アクティビスト)
公式HP ストラテジックキャピタル

藤田メモ
ファンドの特徴

かの有名な「旧村上ファンド」の主要メンバーであった丸木強氏立ち上げの国内ヘッジファンド。金融ニュースなどでもよく見かける知名度が高い国内ヘッジファンドです。直接投資は不可で、別の販売会社を通して投資する形を採用。1000万円弱から投資可能で、最低投資期間は1年。

5.トータスパートナーズ

トータスパートナーズ
運用会社 トータスパートナーズ合同会社(TORTOISE PARTNERS LLC)
代表者 島田 直樹
本社所在地 東京都港区三田3-4-3
運用手法 PE(未公開株)
公式HP トータスパートナーズ

藤田メモ
ファンドの特徴

2018年に設立したばかりの新設ヘッジファンド。同ファンドの運用者は、既出のBMキャピタルのファンドマネージャーが兼任されています。BMキャピタルのファンドマネージャーはで年間利回り10%以上を実現するなど高い実績を残している方なので、今後の可能性に期待の掛かるヘッジファンドです。最低投資期間は3か月、1000万円から投資可能。

6. アキトファンド

アキトファンド
運用会社 暁翔キャピタル株式会社
代表者 山口 功一郎
本社所在地 東京都千代田区大手町1-1-1
運用手法 日本株(バリュー株)
公式HP 暁翔キャピタル

藤田メモ
ファンドの特徴

同社は期間投資家向けに日本株式の投資助言を行う会社です。個人投資家には敷居の高いアキト・ファンド。同社が助言を行う「アキト・ファンド」は個人富裕層や他社ファンドからの投資を受け付けています。ヘッジファンドマネジャーの山口功一郎氏はUBS証券出身の凄腕運用者として業界内でも有名です。

7. アズカル・アセットマネジメント

アズカル・アセットマネジメント
運用会社 アズカルアセットマネジメント株式会社
代表者 稲葉 真行
本社所在地 東京都港区新橋四丁目1-1
運用手法 ・アメリカ債券
・ベンチャー投資
・インド投資
公式HP アズカルアセットマネジメント

藤田メモ
ファンドの特徴

こちらも大型投資家向けのヘッジファンド。アメリカ債券戦略を得意とするファンドで、上場企業オーナー、学校法人、公益法人がメイン顧客。アメリカ債券への投資で2008年のサブプライムショック時にも+22%、2009年には+60%の高リターンを叩き出しました。

8. エピック・パートナーズ

エピック・パートナーズ
運用会社 エピック・パートナーズ・インベストメンツ株式会社
代表者 武 英松
本社所在地 東京都千代田区霞が関3-2-1
運用手法 国内株式のマーケット・ニュートラル運用
公式HP エピック・パートナーズ・インベストメンツ

藤田メモ
ファンドの特徴

同社は日興證券、UBS証券で活躍した武英松氏運用の国内ヘッジファンド。AIを活用した株価騰落予想システムの構築など、AI技術を生かした投資に力を入れています。また割安銘柄の買付け、割高銘柄の売付けを同時に行うことでリスク軽減を目指しています。過去ユーカリヘッジ社のヘッジファンドアワードにも選出経験あり。

9. アリシオン・キャピタル・マネジメント

アリシオン・キャピタル・マネジメント
運用会社 アリシオン・キャピタル・マネジメント社
代表者
本社所在地 8 Eu Tong Sen Street, #16-89, The Central(シンガポール)
運用手法 日本株
公式HP アリシオン・キャピタル・マネジメント

藤田メモ
ファンドの特徴

拠点はシンガポールですが、日本人運用者によるヘッジファンドということで選出しました。シンガポールにてまとまった資産の運用をお考えの方は一度話を聞いてみても良いでしょう。

10. GCIアセットマネジメント

GCIアセットマネジメント
運用会社 株式会社GCIアセット・マネジメント
代表者 山内 英貴
本社所在地 東京都千代田区西神田3-8-1
運用手法 国内外株式
公式HP GCIアセット・マネジメント

藤田メモ
ファンドの特徴

経済メディアのインタビュー記事などでも目にすることが多い、日本興業銀行で活躍された山内英貴氏運用の国内ヘッジファンド。投資信託扱いとなり一部証券会社にて購入可能。 

東京・シンガポール・ロンドンに拠点を持つ大型ファンド運用会社です。

11. プルーガキャピタル

プルーガキャピタル
運用会社 PLUGA Capital 株式会社(プルーガ・キャピタル株式会社)
代表者 高橋 秀夫
本社所在地 東京都千代田区永田町二丁目14番3号
運用手法 ・プライベート・エクイティ投資
・債券投資
・不動産投資
公式HP PLUGA Capital

藤田メモ
ファンドの特徴

PLUGA AIファンドは東大系ベンチャーとPLUGA Capitalとタッグということで大きな話題を集めました。ブログなどのビックデータを利用してファンド運用を行う当時はかなり新しい試みとしてクローズアップされました。国内外金融機関、国内外投資家、事業会社をメイン顧客としています。

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12. サムライキャピタル

サムライキャピタル
運用会社 サムライ・キャピタル株式会社
代表者 青山 健
本社所在地 東京都港区六本木6-2-31
運用手法 不動産投資
公式HP サムライ・キャピタル

藤田メモ
ファンドの特徴

ユニークな名前の同社はファンドのアレンジ会社。日本国内の不動産関連ファンドの組成のサポートを主軸にしています。興味のある方は、同社のアレンジしたファンドへのアプローチを考えてみても良いでしょう。

13. キャピタルアセットマネジメント

キャピタルアセットマネジメント
運用会社 キャピタル アセットマネジメント株式会社(Capital Asset Management Co., Ltd.)
代表者 山崎 年喜
本社所在地 東京都千代田区内神田1-13-7
運用手法 ベトナム投資
公式HP キャピタル アセットマネジメント

藤田メモ
ファンドの特徴

新興国への投資でまとまったリターンを狙うヘッジファンド。経済成長が目覚ましいベトナムへ間接的に投資でき、直近では1年で10-20%のリターンも叩いています。同ファンドは投資信託の扱いですので、楽天証券や野村証券などを始めとする証券会社で購入が可能です。

14. ハヤテインベストメント

ハヤテインベストメント
運用会社 ハヤテインベストメント株式会社
代表者 杉原 行洋
本社所在地 東京都中央区日本橋兜町
運用手法 日本中小型企業(株式)
公式HP ハヤテインベストメント

藤田メモ
ファンドの特徴

アジアでも名の通ったハヤテインベストメント。若手メンバーによる国内の新鋭ヘッジファンドです。年間数千件におよぶ徹底した企業調査をもとに選出した中小企業へ投資。最新のテクノロジーを生かした投資運用で、過去ユーカリヘッジ社のベスト・ジャパン・ヘッジファンド賞を受賞。

15. ベイビュー・アセット・マネジメント

ベイビュー・アセット・マネジメント
運用会社 ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社(Bayview Asset Management Co., Ltd.)
代表者 八木 健
本社所在地 東京都千代田区一番町29-1
運用手法 国内株式
公式HP ベイビュー・ アセット・マネジメント

藤田メモ
ファンドの特徴

ファンドのブティックとして日本および海外のファンドを仲介、また自社で日本中小型株式の運用も行っています。複数ファンドの紹介を受けたい方は、一度相談してみても良いですね。

16. ホリコ・キャピタル・マネジメント

ホリコ・キャピタル・マネジメント
運用会社 ホリコ・キャピタル・マネジメント(Horiko Capital Management LLC)
代表者 堀古 英司
本社所在地 1600 Broadway, 21st Floor New York(アメリカ)
運用手法 国内外株式
公式HP ホリコ・キャピタル・マネジメント

藤田メモ
ファンドの特徴

テレビ東京モーニングサテライトでもおなじみの堀古英司のファンド。自社ファンドである新ホリコ・フォーカス・ファンドは楽天証券にて購入可能。

17. ユナイテッド・マネジャーズ・ジャパン

ユナイテッド・マネジャーズ・ジャパン

 

運用会社 ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社
代表者 小柴 正浩
本社所在地  東京都港区赤坂2丁目10番5号
運用手法 日本株
公式HP ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン

藤田メモ
ファンドの特徴

ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパンは日本株を中心とした複数ファンドの運用を行う会社で、ファンドの購入は別会社を通します。過去有名ファンドマネージャーの投資助言を受けたりと、攻めの運用で年間で17.7%の収益を上げたことが話題になりました。

さて、ここまで日本のヘッジファンド17社を一挙ご紹介してきました。

これほど沢山の会社があると、何を基準に投資先を選定すれば良いのか正直悩みますよね。

そこで続いては、ヘッジファンドを選ぶ際のポイントと投資初心者の方にもおすすめのヘッジファンドをランキングで見てみましょう。

投資歴5年の筆者が教える!ヘッジファンド選定の3つのポイント

投資初心者の方によく見られるのが、利回りに惹かれて投資先のヘッジファンドを即決してしまうケース。

高利回りのファンドは確かに魅力的ですが、利回りだけで投資を決めると、思わぬ損失や失敗に繋がりかねません。

せっかくヘッジファンド投資をしても、大損して後悔する、なんて結果は避けたいですよね。

投資先として本当に適切なヘッジファンドなのか事前にしっかりと吟味した上で、投資を始めるようにしましょう。

とは言っても、実際何を基準にヘッジファンドを見極めればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、ヘッジファンド投資歴5年の私が着目する3点をご紹介します。

ヘッジファンドを選定する際の参考にしてみてくださいね。

  1. 顧客への姿勢
  2. 過去の運用成績が安定している
  3. ネット上で悪い口コミがない


資産を預ける先として、運営側が顧客に真摯な会社であることは最低条件。カスタマーサポートの充実はもちろん、私は事前面談でリスクの説明をしてくれるヘッジファンドかを気にしています。

ヘッジファンド投資に限らず、投資商品にリスクはつきもの。

いくらファンド側の人間だからといって、自社ファンドを過度に持ち上げ、リスクについては隠すようなヘッジファンドとは契約を控えるのが賢明でしょう。

また投資において、リスクとリターンは比例関係にあります。

リスクとリターン(引用:投資信託協会)

ハイリターンを出せているヘッジファンドでも、実は大きなリスクテイクの結果という場合もあります。

リスクの高い投資では短期的に良い結果を出せていても、今後も同じように好調とは限りません。

ヘッジファンドの設定当初からの成績を長期的に見て、できるだけ長期間、安定した成績を保っているファンドに投資したいですね

さらに、情報化社会の現代ではインターネット上に悪い口コミが確認できないことも合わせてチェックできると安心ですよ。

詐欺やポンジスキームの心配もあるかと思いますが、現代において悪事を働いたファンドは一瞬にして炎上しますし、瞬く間に悪評がつくのもです。

ファンドの投資者を見つけ、リアルな声をできる限り収集しておくと良いでしょう。

それではこれらを考慮した上で、初心者の方におすすめな日本国内ヘッジファンドランキングTOP3をご紹介します!

初心者におすすめ!日本のヘッジファンド総合ランキングTOP3

今回は国内ヘッジファンドを以下4項目で5段階評価し、点数を総評してランキングにしました。

  1. 運用成績
  2. リスクバランス
  3. 投資ハードルの低さ
  4. 組織の透明性

あくまで筆者目線でのランキングになりますが、投資先の参考にご活用ください。

それではランキング1位のヘッジファンドから紹介していきます。

1位 BMキャピタル

BMキャピタル
  1. 運用成績:4点
  2. リスクバランス:5点
  3. 投資ハードルの低さ:4点
  4. 組織の透明性:4点

BMキャピタル公式サイト
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日本のヘッジファンドランキング第1位に選出したのは、BMキャピタル。

BMキャピタルは「守りの運用」をモットーに、リスクを抑えた運用が特徴的なヘッジファンドです。

リスクを抑えながら長期的に確実に資産を積み上げていきたい方には最適なファンドでしょう

(BMキャピタルに投資するメリット)
・過去マイナス年ゼロ

・年間利回り10%以上の安定した成績
・2013年設立の老舗ファンド
・完全自社運用で透明性が高い

BMキャピタルは東大卒、外資系投資銀行で経験を積んだ日本人ヘッジファンドマネージャーが運用を担当。

2013年の設立時から年間平均利回り10%以上という安定した運用成績で人気を集めています。

実際に自分で有望な株式銘柄を調査・選定し投資するのは手間暇もかかりますし、利益を継続して出すとなると想像以上に大変。

BMキャピタルではこれらの手間を全てファンド側にお任せしながらプロの手腕で運用することができます。

BMキャピタル公式サイト
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そんなBMキャピタルの投資対象は日本のバリュー株。

バリュー株投資とは

本来の企業価値より明らかに割安状態で放置されている株式銘柄を購入。

企業本来の価値まで株価が上昇した段階で売却し、利益獲得を行う投資手法。

バリュー株投資は、底値で購入する為、値下がりのリスクが低いのが特徴です。

【BM CAPITALの投資事例2】日本割安株へのバリュー株投資で収益率+51%達成 BMキャピタルの投資手法:バリュー株投資 BM CAPITAL(BMキャピタル)の主な投資先は、日本バリュー株(割安株)。...

BMキャピタルはそもそも値下がりリスクの低いバリュー株投資に加え、キャッシュリッチで業績良好な確かな企業銘柄へ投資するので、比較的安定した運用が期待できます。

実際にBMキャピタルは運用開始以降マイナスが出た年はゼロと、安定した運用成績をキープしています。

BMキャピタル公式サイト
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同社のリターン詳細については別記事で詳しくまとめています。

投資歴5年の筆者がファクトチェック!BMキャピタルの利回り・運用成績BMキャピタルの利回り・運用実績に関するネット情報 ネット上で「BMキャピタル 利回り」と検索すると、多くはありませんが、いくつか関連...

またBMキャピタルでの運用では、投資先企業のIR情報や金融サイトで名前が公表されていたり、実際の数値を投資者側でも答え合わせができます。

短期間でトレードを重ねるFX(外国為替証拠金取引)で運用するヘッジファンドなどとは違い、運用の状況や動向がある程度把握できるので、ヘッジファンド投資初心者の方でも安心できるでしょう。

(BMキャピタルのデメリット面)
・短期で一攫千金は狙いにくい

・最低投資金額が1000万円〜

一方、BMキャピタルの投資手法のバリュー株投資は、短期で急激に資産を増やすことが難しいという特性があります。

BMキャピタルは資産を減らさない事に重点を置き、安定的に資産を積み上げて行く運用を売りにしているのが特徴。

短期のヘッジファンド投資で一攫千金を狙いたい方は、FX(外国為替証拠金取引)などを投資先とするヘッジファンドの方が適しているでしょう。

また投資初心者の方の中には、BMキャピタルの最低投資金額1000万円〜を高く感じる方も多いようです。

しかし海外の有名ファンドと比較すると敷居は断然低く、状況次第で1000万円以下の出資を受け入れてくれる場合もあるようです。

BMキャピタルでは既存の投資者からの紹介を受けずとも、公式サイトから直接問い合わせや資料請求、面談依頼を行うことが可能。

面談ではファンドの過去実績や運用状況を含む豊富な資料に加えて、気になることも無料で直接確認できるので、気になる方は一度問い合わせてみると良いでしょう。

\バリュー株で安全運用/

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>もっとBMキャピタルについて詳しく知りたい方は下記事をぜひご参考に
参考記事:BMキャピタル・ヘッジファンド完全ガイド!

2位 EXIA (エクシア合同会社)

EXIA
  1. 運用成績:4点
  2. リスクバランス:3点
  3. 投資ハードルの低さ:5点
  4. 組織の透明性:3点

初心者向け日本のヘッジファンドランキング第2位はEXIA(エクシア合同会社)を選出しました。

エクシア合同会社は利回りの高さが魅力的なファンドで、出資者・出資額を着実に増やしています。多少リスクが高くとも攻めた運用でハイリターンを狙いたい方、少額からヘッジファンドに投資したい方におすすめのファンドです

(エクシア合同会社に投資するメリット)
・有名FXトレーダーによるFX運用
・100万円の少額から投資可能
・理論上、短期で高利益を狙える

エクシア合同会社のメリットは、ヘッジファンドの中でも珍しい100万円から投資可能でいつでも解約可能という投資の手軽さでしょう。

また短期売買を基本とするFXの特性上、短期間で利益が期待できるのも事実。

もちろんその分背負うリスクも大きいので、エクシア合同会社への出資は実際にトレードを行う菊地氏へ信頼が置けるかが肝になりそうですね。

またエクシア合同会社は若年層の投資家が多いからか、ブログやSNSでの発信も積極的に行われており情報収集のしやすいでしょう。

(エクシア合同会社に投資するデメリット)
・運用の詳細が不明瞭
・投資者数・出資金増加の影響

エクシア合同会社については、メインの投資手法がFXであることや、その他の投融資先の詳細が明らかにされていないこともあり、実際に今どんな投資が行われているのかと投資者側に見えにくいのは心配です。

またエクシア合同会社は、近年投資者数の増加により安全運用にシフトする流れがあり、設立当初のようなハイリターンを狙える無理な運用は行っていないようです。

今後は今までのような大胆な戦略で運用し高利回りを実現するよりかは、比較的落ち着いた運用になるとみています。

エクシア合同会社への投資方法は、基本的に既存の投資家の紹介で担当者と面談を取り付けます。知り合いにエクシアに投資中の方がいない場合は、投資家の集まりや投資者ブログなどで既存の投資家と繋がる形になるでしょう。

\FXで攻めの運用/

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3位 ストラテジックキャピタル

ストラテジックキャピタル
  1. 運用成績:3点
  2. リスクバランス:3点
  3. 投資ハードルの低さ:3点
  4. 組織の透明性:4点

日本のヘッジファンドランキング第3位はストラテジックキャピタル。

投資初心者のファーストファンドとしてはハードルが少し高めですが、市場に対してインパクトのある投資をしたい方はストラテジックキャピタルがおすすめです。

(ストラテジックキャピタルに投資するメリット)
・個人では難しいアクティビスト戦略

・専用サイトで投資先の情報が確認可能

ストラテジックキャピタルは、アクティビストファンドとして投資先に積極的に提言を行い、企業価値向上に寄与していきます。

提言内容の妥当性を理解するのは若干難しさを含みますが、1000万円弱から国内の本格派ヘッジファンドに投資できるのは貴重です。

近年日本版スチュワードシップ・コードの見直しもあり、ストラテジックキャピタルのようなアクティビストファンドにとって活動しやすい環境が整い始めています。

追い風が吹いている中でアクティビストファンドに興味のある方は、タイミングを逃さず投資を始めたいですね。

(ストラテジックキャピタルに投資するデメリット)
・運用成績が不安定

・運用会社と販売会社が別会社

ストラテジックキャピタルの運用成績は平均年間利回り15%程で一見好成績に見えます。しかし、月によって−20%〜+70%と振り幅がかなり広いようです。

ヘッジファンドとは本来、市場に左右されずに成績を出すファンドを指します。結果的に好成績を出せていますが、常時安定して成績を出せていない点には不安も残ります。

また同社は、ランキング上位のBMキャピタルやエクシア合同会社とは異なり、ファンドの販売会社と運用会社は別会社です。

複数社が絡むファンドの場合、資金の流れや中貫きコストに関しては厳しい目で確認する必要があります。

仲介手数料など直接投資のファンドでは発生しない諸費用が発生することも多いので、事前にきちんと把握しておきましょう。

出資自体はファンドの販売会社であるTeneo Partners(テネオ・パートナーズ)株式会社を通して行う形となります。

\アクティビティストで本格投資/

ストラテジックキャピタル公式サイトはこちら


◆ヘッジファンドランキング比較早見表

BMキャピタル EXIA ストラテジックキャピタル
設立年 2013年 2015年 2012年
運用方法 日本バリュー株 FX(外国為替) 日本株(アクティビスト)
利回り 年利10%以上 月利2-3% 年利15%程
最低投資金額 1000万円〜 100万円〜 1000万円〜
投資期間 3ヶ月〜 制限なし 1年〜

【おまけ】世界(海外)ヘッジファンドランキング

最後に視野を国外に広げて見てみましょう。以下、世界に存在するヘッジファンドを複数観点でランキング化してまとめてみます。

運用成績(世界)ランキング

以下、2021年度に好成績を出したヘッジファンドランキングは以下の通り。

会社名(国名) 合計
(US$)
1位TCI
(英国)
95億
2位Citadel
(米国)
82億
3位DE Shaw
(米国)
64億
4位Millennium
(米国)
64億
5位Elliott Management
(米国)
60億

引用:These Are the World’s Top Headge Funds of 2021

見事、運用成績(世界)ランキングの大半をアメリカが占める結果に。

TCI(ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド)
引用:TCI

ランキング1位は、クリス・ホーン氏やスティーブン・マンデル氏が率いるTCI(ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド)。投資先に公共事業が含まれている事が特徴的です。

AUM(運用資産残高)世界ランキング

会社名
(国名)
AUM
(US$)
1位BlackRock
(米国)
9.4兆
2位Vanguard Group
(米国)
8.4兆
3位UBS Group
(スイス)
4.4兆
4位Fidelity Investment
(米国)
4.2兆
5位State Sreet Global Advisors(米国) 3.8兆

引用:World’s Top Asset Managemet Firms

世界最大の資産運用会社は、ランキング1位米国のブラックロック社。

ブラックロック
引用:BlackRock

日本では、iシェアーズETF商品で高い知名度を誇っています。手数料の割安さから日本でもファンが多いETFです。

AUM(運用資産残高)アジアランキング

会社名
(国名)
AUM
(US$)
1位Eastspring Investmentsc(香港) 74,523
2位BlueBay Asset Management(日本) 51,771
3位Och-Ziff Capital Management Hong Kong Limited(香港) 51,743
4位TPG Capital(中国) 51,637
5位Man Investments
(香港)
51,500

引用:Top 25 Hedge Funds in Asia 2018

2018年の若干古いデータにはなりますが、アジアランキング1位のヘッジファンドは香港のイーストスプリングインベストメント社。

イーストスプリングインベストメント
引用:Eastspring Investmentsc

やはり、アジアの金融ハブ都市「香港」籍ファンドの活躍が目立ちます。

ファンドマネジャー報酬(年収)ランキング

マネージャー
(社名)
年収
(US$)
1位Jim Simons(Renaissance Technologies) 18億
2位Chris Hohn(TCI Fund Management) 18億
3位Ken Griffin(Citadel) 15億
4位Izzy Englander(Millenium Management) 15億
5位Chase Colemen(Tiger Global Management) 14億

引用:The World’s Top 10 Hedge Fund Managers by Earnings

ジェームズ・シモンズ

引用:Wikipedeia

年収ランキング1位はジェームズ・シモンズ氏。日本円に換算して約2,000億円ほど。これだけの給料に見合った実力が評価されているということですね。

海外のヘッジファンドランキングまとめ

海外のヘッジファンドランキングを見てみていかがでしたでしょうか?

ファンド規模や運用成績だけを見ると、やはり海外ファンドは桁外れに魅力的。しかしランキングにあるような海外の大型ヘッジファンドともなると、基本的に最低投資額5000万円~1億円以上、かつ半年~1年以上の出資が基本です。

またファンドとの契約締結~海外送金、またその後の運用状況確認や緊急事態も英語で乗り越えなければならないので、特にヘッジファンド投資初心者の方にはおすすめしないです。

これから始めてヘッジファンドへの投資を考えている方は、これらの投資ハードルを考えると、まずは日本国内のヘッジファンドから検討されるのがおすすめです。

まとめ

ここまで日本のヘッジファンド17社の中でも、投資初心者のファーストファンドとしておすすめな3社をランキング形式で紹介しました。


ランキング第1位
BMキャピタル
マイナス年ゼロ!年10%以上の安定運用

ランキング第2位
EXIA
最低100万円から!FXで積極運用出来る

ランキング第3位
ストラテジックキャピタル
国内本格派アクティビティストファンド

既出の通り、一口にヘッジファンドと言っても投資先や運用成績、リスクなどそれぞれの特徴は異なります。

出資するヘッジファンドを選定する際は、投資者自身で時間をかけて複数ファンドを比較・検討することが大切です

またヘッジファンドは基本的には面談ベースで話が進みますので、興味のある方はまずは面談を通し複数ファンドの話を聞くことから始められると良いのではないでしょうか。

まだ面談を1度も行ったことがない場合には、おすすめ1位のBMキャピタルから始めてみるのもおすすめです。

面談は投資初心者の方でも全く問題ないので、安心して取り組み・検討してみてください。

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実体験から語る!BM CAPITALへの問い合わせ~面談の様子、出資までの流れ 私募ファンドであるBM CAPITALでは、投資希望者のファンドへの適合性を確認する意味合いも含め、対面での説明を必須としていま...
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藤田 良
アメリカの大学卒業後、現地日系メーカーでマーケティングに従事。30歳で日本に帰国後、FXや投資信託などで投資を始め35歳でヘッジファンドに出会い、その魅力にはまる。現在はヘッジファンドBM CAPITALを中心に約2000万円を運用中。他管理サイト⇒・ヘッジファンド情報を語っているnote『ふじ』・投信信託について綴っているブログ『ふじのインデックス投信ブログ』《所属団体》両国投資研究会//▶藤田良のプロフィール詳細はこちら