藤田(ふじ)
私募ファンドであるBM CAPITALでは、投資希望者のファンドへの適合性を確認する意味合いも含め、対面での説明を必須としています。
また1,000万円以上を預ける投資先ですから、投資者としても直接ファンド運用者と対話できるというのは安心です。
BM CAPITAL(BMキャピタル)への出資を希望する方は、知り合いの方からの紹介もしくは公式ホームページのお問合せページからコンタクトを取り、まずは面談の予約を行うことになります。
面談・問い合わせ・資料請求は無料で行えるので、BMキャピタルやヘッジファンド、効率の良い投資方法に興味のある方は、気軽に問い合わせてみるのがおすすめですよ。
それではここからは問い合わせから面談までの流れを、詳しく見ていきましょう。
BMキャピタルへの出資ステップ
改めてですが、BMキャピタルへの出資までの流れは以下のようになっています。
問い合わせから順に見ていきましょう。
1、問い合わせ
大部分の方は、公式ホームページ上のお問い合わせフォームを利用し、ファンドとコンタクトを取ることになるでしょう。

入力項目は以下の通り。
- 氏名又は法人名
- 性別
- メールアドレス
- 電話番号
- 都道府県
- 住所
- 生年月日
- 希望出資金額
- その他備考
その他備考の欄には、実際に面談時に確認したいことを細かく記載しておくと、ファンドの担当者の方も事前準備をしやすいはず。
ご自身の過去の投資経験や、投資レベルなど、投資者側の情報を事前に伝えておくことで、ファンド側も「投資者が自社ファンドに本当に適しているのか」を判断しやすいでしょう。
過去に投資信託で300万円程運用した経験あり。
5年分の過去運用成績、実際に下落相場でのリスク対策例に関してヒアリングを希望。
筆者の場合、問い合わせをした当日に担当者からの返信が返ってきました。
面談の場所は基本的には都内(相談可)で、場所は投資者の希望に合わせてくれるとのことでしたが、筆者は過去にヘッジファンドとの面談の経験がなかったもので、
筆者:そういう場所、詳しくなくて。東京駅の近くならどこでも大丈夫なのですが。
ファンドの担当者:では、東京ステーションホテル内のラウンジはいかがでしょうか?
と、逆に提案をして頂き(ありがたい‥)、東京ステーションホテルのロビーラウンジにて担当者の方と待ち合わせをすることになりました。
2、面談

引用:東京ステーションホテル
待ち合わせの時間に合わせて、ラウンジに到着すると担当者の方が先に待ってくださっていました。さっそく2人で窓側の椅子に腰掛け、
ファンドの担当者:何飲まれますか?
筆者:あ、で、ではコ、コーヒーで!
コーヒを待ちながら、なぜか東京駅の歴史の話で盛り上がり(?)コーヒが来たところで本題に。ざっくり以下のような流れで、説明が進みました。
- 会社概要
- 運用メンバーの経歴
- 投資先、戦略
- 過去の運用実績
- 出資後の運用報告レポートについて
- 過去の投資事例(実際にどこにどう投資して、どれくらいの利益を得たのか)
- 手数料と投資周りの税金の話
- 運用に関する留意事項
- 出資の手続き方法
- 質問タイム
実際にBM CAPITALの投資者宛に3ヶ月に1回メールで送られてくる運用レポートなども、手に取り確認することができ、同社に投資を行った後の生活もイメージすることが出来ました。
始めはラウンジという場に飲まれてか緊張しましたが、面談の後半では素直に疑問点をどしどし質問しました。
筆者:過去にマイナスが出た年ゼロと言っても、今後もずっとマイナスが出ないなんてことはないですよね。
ファンドの担当者:リスク管理に注力していますが、投資なのでもちろん今後マイナスが出る可能性もあります。
そ、そうですよね。面談と営業を混同していたのか、ちょっと商売っ気がなく拍子抜けしてしまいました。
担当者の方は、次の予定があるとのことで、
ファンドの担当者:お時間ありがとうございました。コーヒー代は支払わせてくださいね!
と、一言。嵐のように帰っていかれました。
3、契約
面談が終わった当日、さっそく丁寧に面談の御礼のメールと面談の場で見た各種資料が送られてきました。
メールの本文には契約希望の際、また不明点があればいつでも連絡をして欲しい旨が綴られていました。
ちなみに、面談の場でも契約は可能でしたが、筆者の場合は後日書面で契約、契約締結後に入金。預り金の運用が始まり現在に至っています。
ファンドの面談というのは、一種相性確認のお見合いの場のような場で、合うか合わないかそれだけなのだと思いました。
そういう意味では、門戸は広く開かれているものだと思うので、興味のある方は気軽に面談をして相性を確認してみても損はないでしょう。
面談時にはここを確認しておこう
出資者のスタンスとして、ヘッジファンドとの面談時には気になることは遠慮なく聞けば良いと思います。
しかし、そもそもファンドとの面接で何を聞けばよいかわからないという方も実際に多いと思うんです。
そこで今回、筆者が簡単にファンドとの面談時に確認したい事項をまとめたので、是非ご活用ください。
- ヘッジファンドの仕組み
- 他の金融商品との差異点
- ヘッジファンドへ投資するメリット、デメリット
- 出資、入金の方法
- 手数料はいくらか
- 運用成績の確認方法(メールか郵送か?不明点の質問窓口は?)
- 税金(納税の方法)
- サポートを受けられる連絡先(メール、電話など複数先尋ねておくべき)
- 解約可能時期(ロックアップ期間)と方法
- ファンドの主な利益獲得方法は何か?
- 市場でのポジションは平均いくつくらいで、購入~売却までどれくらいの期間保持するか?
- 実際の運用は何人で行っているか?運用者の過去の経歴は?
- 解約可能時期には希望すれば、必ず解約できるほどの資金の流動性を常に維持しているのか?
- 過去1年間、月ごとの運用成績。成績に大きなムラがあるのであれば、その理由
- ファンドマネージャーは誰か?
- レバレッジを使うか?どのくらいの頻度で使うか?
- 自社ファンド運用に対するリスクは何があるか?
- 先物やオプション(信用取引)を使用するか?
ファンドの担当者の方も毎月のように面談を担当されているので、もう投資者が気になりそうなことは網羅して説明してくれている感じではありました。
とは言っても、ファンド側の説明のみを鵜呑みして投資を行うというのは不健全な気もします。
事前にファンドに関しての質問を準備して、投げかけてみる。
投資者からの質問への回答姿勢からも、ファンドの信頼性は見えてきますので是非主体的にガンガン質問はしておきたいですね。
何を質問すればよいかわからないという方は、以下ページにてヘッジファンド面談で抑えておきたい質問をPDFでまとめておりますので印刷して面談時に見ながら質問すると良いでしょう。

ファンドを解約するには?
BM CAPITALの解約方法に関しては面談時にも説明を受けられますが、3ヶ月に1回の解約可能時期にファンド側へ直接解約希望の旨を簡単な理由とともに連絡するだけとシンプルなもの。
通常ヘッジファンドに関しては、ロックアップ期間として運用半年~1年程資金がロックされますが、BM CAPITALの場合は3ヶ月毎に解約が可能となるので、3ヶ月のみお試しで投資を行ってみるのも良いでしょう。

出資後は3ヶ月に1回送られてくる運用レポートにて運用状況を確認、不明点や不安材料があるのであれば担当者にメールや電話でいつでも質問可能。場合によっては、解約希望旨の連絡をすることになります。
まずは問い合わせてみる
上記の内容を踏まえBM CAPITAL(BMキャピタル)に少しでも興味があるのであれば、面談自体は無料ですので話だけでも聞いてみると面白いと思います。
また、手元のまとまったお金をどう投資して良いかわからないという方は、面談から何か運用のヒントを得られるかも知れません。
(追記)
現在、対面ではなく遠隔での面談も一部可能とのこと。大変に貴重な機会ですので、遠方の方を含め興味のある方は早めに面談予約をするのがおすすめですよ!