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投資歴5年の筆者がファクトチェック!BM CAPITALの利回り・運用成績

投資歴5年の筆者がファクトチェック!BM CAPITAL の利回り・運用成績

BMキャピタルの利回り・運用実績に関するネット情報

インターネット検索で「BM CAPITAL 運用成績」と調べると、多くはありませんが、いくつか関連する情報は得ることが出来ます。

これらは一例ですが、複数の投稿を見ていると、投稿ごとに利回りや運用成績に関する言及へのアプローチが微妙に異なっている場合が目に付きます。

おそらくファンド側から、面談や運用開始時に利回りや運用成績に関する詳細の情報公開は避けるように言われているからでしょう

運用成績、投資先などの情報から逆算すれば、プロであれば大体の投資先や手法は把握できてしまいます。

ファンドごとに独自の手法や戦略で利益を狙うヘッジファンドは、運用方法漏洩を防ぐ観点から情報公開を嫌います。

筆者も一投資者として、具体的な利回りや運用成績についての言及は避けますが、参考までに筆者が同社に投資を始めた2017年頃からの筆者の投資収益率を表にしてみました。

収益率

筆者は、ヘッジファンド一本で投資しているわけではありませんが、現在同社への投資が筆者の投資ポートフォリオの70%程を占めているという点では参考になると思います。

投資を始めた当初からずっと右肩上がりではありますが、ここ2020年はかなり好調。

上グラフからも察することが出来るように、実際の投資者目線でも、主にインターネット上にある平均年間利回り10%以上という情報は間違いない数字と言って良いでしょう。

実際の運用成績はどうなのか

BM CAPITALの公式ホームページ上にも、

  • 過去にマイナスを出した年ゼロ
  • 年間平均利回りは10%以上

という記載があります。

細かい数字は公表できないのですが、年度によっては、実際の成績に対し「年10%以上」というのは、むしろ控えめに見えるような公表の仕方だなという印象も受けますね。

しかし、単純に元本に対して年間約10%以上の利益が見込めると考えたとしても、1000万円を預けた場合、年間で100万円以上の利益に期待可能な計算に。

さすがヘッジファンド、投資信託などと比べてもそのパフォーマンスの高さは圧倒的であると言えるでしょう。

年利10%は妥当か

ところで、投資の世界で「年平均10%」という数字は妥当また高利回りなのでしょうか。

以下、参考までに各投資方法の平均利回りを算出してみました。

株式投資5%程
不動産投資4~5%程
REIT(不動産投資信託)6%程
インデックス型投資信託1~3%程

(参考)
不動産証券 J_REIT分配金利回り
日経平均株価 国内の株式指標
my INDEX 主要インデックスのリターン
不動産投資家調査 2019年度版

上記の数字からも、10%という利回りを個人レベルでの実現というのはかなりの困難を期すと予想できます。

勿論、利回りだけを見れば、さらにハイリターンが期待できるFX(外国為替証拠金取引)や仮想通貨、またはそれらを投資対象とするファンドに投資することも可能ですよね。

しかし、これらは反対に読みを間違えれば大きなマイナスを出す可能性を含みます

資産運用を考える上で、重要なのはリターン率だけではなく、リターン率とリスクのバランスなのです。

ここで気になるのが、年間平均利回り10%以上に期待できるBM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)のリスク管理能力ですよね。

いくら高利回りに期待できても、投資リスクが高くては出資する意味がありません

投資リスク

投資者がファンドのリスク管理能力を指し図る際に、活用すべき指標として「標準偏差」「シャープレシオ」の2点をご紹介します。

標準偏差

標準偏差

投資における「リスク」とは、値動きのぶれ幅を示します。

したがって、同じぐらいのリターンを期待できるファンドであれば、

  • 標準偏差が小さい方(=価格がぶれない方)が期待通りの運用成績になる可能性が高い
  • 標準偏差が大きい方(=価格が大きくぶれる)場合は、予想より大きくプラス、又はマイナスになる可能性が高い

と、予想することができます。

海外ファンド等の場合、ファンドの説明書などに標準偏差が記載されていることも多く、また日本国内ファンドにおいても、投資信託などの場合はホームページ上で数字の確認が可能ですよ。

さて、肝心のBM CAPITALが運用を開始した2013年からの標準偏差を計算すると約5%程になります。

この5%という数字をどう受け止めていいのか分からないという方のために、比較対象としてBM CAPITALと同じく日本株式を投資対象とする投資信託の標準偏差を一覧にしてまとめてみました。

野村TOPIX連動型上場投資信託18.76%
ひふみプラス18.15%
MAXIS 日経225上場投信20.12%
MAXIS トピックス上場投信18.77%

参照:モーニングスター ファンドランキング

ざっと、大体20%前後のようですね。比較対象は投資信託となりますが、BM CAPITALの運用は標準偏差が低い(=成績が良い時と悪いときのばらつきが少なく、比較的安定した運用が可能)であると言えるでしょう。

シャープレシオ

また、少ないリスクでどれだけ高いリターンを上げられるかという、投資の効率性を示すのが「シャープレシオ」と言う指標です。

シャープレシオは(リターン-無リスク資産利子率)÷ 標準偏差で割り出すことが可能。
 
最新のシャープレシオはファンドの面談時に尋ねることが出来ますし、日本国内投資信託などにおいては、標準偏差と同様に証券会社のホームページ上で数字の確認ができます。

シャープレシオに関しては、数値が大きければ大きいほど、最小限のリスクでリターンを狙いにいけ、運用効率が良いファンドであると判断できます。

シャープレシオ

BM CAPITALが運用を開始した2013年からのシャープレシオは1.9%程。これを同様に、以下日本株式を投資対象とする投資信託のシャープレシオと比較してみてください。

野村TOPIX連動型上場投資信託0.26
ひふみプラス1.29
MAXIS 日経225上場投信0.42
MAXIS トピックス上場投信0.25

参照:モーニングスター ファンドランキング

BM CAPITAL(BMキャピタル)の1.9という数字は、国内投資信託のものと比べ大きく、それはより少ないリスクで高リターンを狙えるということを表しています。

客観的な投資判断材料である標準偏差、シャープレシオに関しては、実際にファンドの面談時に担当者にヒアリングを行い、比較してから投資を決めても良いでしょう。

利回りは市場の値動きと比較すべき

また出資の可否を判断する際に、利回りや運用成績の数字と併せて考慮したいのが市場の値動きです。

例えば以下2つのファンド成績を比べた際、どちらが優秀なファンドだと思いますか。

  • 2013年4月に+10%
  • 2018年12月に+3%

多くの人が前者を選ぶかも知れません。ここで大切になるのが市場相場との比較です。

例えば、前者2013年4月の場合、TOPIX(東証株価指数)でも月間でプラス13%のリターンを記録していました。

つまり、個人で日本の有名株式にまんべんなく投資していた場合でも、10%ほどのリターンが出ていた可能性が高いということです。

手数料を支払いプロに運用を任せていることを考えると、手放しで喜べない結果であると言えるでしょう。

逆に2018年12月の場合は、TOPIXでもマイナス13.5%。個人投資家だけでなく、大手ファンドも軒並みマイナスを出し、各ファンドでは投資者へ臨時状況説明レポートが出されたほど。

7年ぶりに日経平均株価が下落した2018年、投資信託の基準価格もほぼすべてで下落した。国内株式中心に運用する公募投信で上昇したのは1本だけだった。

引用:日本経済新聞 18年の国内株投信、上昇は1本だけ 個人投資家の損失膨らむ 集中投資型は健闘

そんな中マイナスを出さず、プラスで3%利益を出せたという点は評価すべきポイント

ちなみに、BMキャピタルの2018年の運用成績を振り返ってみるとプラスでフィニッシュしていました

ある時は超ハイリターンが出たが、ある時はすごくマイナスだった。そのような不安定な投資では、健全に資産運用を続けていくのは難しいと言えるでしょう。

参考までに、過去7年間の相場を振り返ってみると、

  • 2015年08月 チャイナ・ショック
  • 2018年10月 米中貿易摩擦
  • 2020年02月 コロナショック

など、決して易しくはない相場状況の中、BM CAPITALはマイナスを出した年がなかったというのは、一つの出資の判断材料とはなりそうですよね。

ファンドの利回り・運用成績は、相場と照らし合わせて確認する。

特に、下落相場の際のパフォーマンスを意識して確認すると、ファンド本来の「運用力」が見ることが出来るでしょう。

BMキャピタルとコロナショック

リーマンショックを超える衝撃と称された2020年初頭のコロナショック。多くのファンドで大幅な下落が見られました。

投資信託で言えば、全体のなんと9割以上のファンドがマイナスになったとのこと。

3月の月間騰落率(分配金再投資ベース)をみると、ETF(上場投資信託)とブル・ベア型を除く国内公募追加型株式投資信託5754本のうち、騰落率がマイナスのファンドは5472本となり、全体の9割以上が値下がりした

引用:日本経済新聞 コロナショックの投信への影響は

ここで気になるのが、2020年2月コロナショック時のBM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)の運用パフォーマンス。

BM CAPITALは6年程買い増しを続けてきた企業株式をコロナショック前に売却、同ファンドの30%ほどに当たる資産を現金化し市場からは一時的に避難。

それと同時に、ショート(金融商品を借り高値で売り、安値で買い戻す)で下落相場を利用し利益を狙いにいきました。

結果、TOPIXが-22.9%という大幅マイナスを叩く中、同ファンドは+0.77%とプラス圏で推移することができました。

【BM CAPITALの投資事例2】日本割安株へのバリュー株投資で収益率+51%達成 BMキャピタルの投資手法:バリュー株投資 BM CAPITAL(BMキャピタル)の主な投資先は、日本バリュー株(割安株)。 ...

事前に相場の流れを予測しリスクを回避、来たる下落相場を利用して利益も獲得。こういった下落への強さは、資産を任せる投資者としてはとても安心感があります。

また、同ファンドのAUM(運用資産残高)は80億円ほどで小回りが効くのファンドだからこそ、大手ファンドと比べて随時相場に合わせたスピーディな対応が可能になるのです

低リスク?BM CAPITALの投資手法と注意点まとめ BM CAPITAL(BMキャピタル)の投資手法とは? BM CAPITALは国内株式に投資を行う、国内ヘッジファンド。 ...

同ファンドの「損失を出さない」というポリシーは、このコロナショック時のパフォーマンスからも見て取れますね。

過去に運用成績がマイナスになった年ゼロ回
引用:BM CAPITAL(BMキャピタル)

わかりやすい運用報告書

上記で紹介してきた利回り、運用成績の詳細に関しては、出資後に同ファンドの運用報告書で確認することが可能です。

BMキャピタルの運用報告書は3ヶ月に1回メールで送られてきます。

こちら、そのままお見せすることが出来ないのですが、ざっくり30ページ程で内容は以下の通り。

  1. 公認会計士(第三者)による出資額の運用状況レポート
  2. 直近3ヶ月の相場の状況、付随する金融ニュース情報
  3. ファンドの資産状況(有価証券、現金の保有割合など)と、投資先企業の属する市場
  4. 取引が終わった銘柄の取引内容詳細説明
    ―投資先として選定した理由
    ―決算書・チャートの読解き
  5. 今後の投資展望と顧客へのメッセージ

BMキャピタルは自社を「投資初心者向け」と称しているだけあり、運用報告書は群を抜いてわかりやすく、投資の教科書といったような丁寧な構成となっています。

決算書や株価チャートの読み方がわからずとも、全部図式化して報告書内で説明してくれるので安心です。
投資初心者向け
引用:BM CAPITAL

投資初心者でもスラスラ読み進められると思いますが、不明点あれば、ファンドの担当者に随時確認出来ると良いでしょう。

BM CAPITALに連絡し聞いてみる

説明してきた通り、BMキャピタルでは現状ヘッジファンドならでは、年平均10%以上というボリュームあるリターンを残せています。

しかし、利回り、運用成績に関しては四半期ごとに更新されますし、実際の数字に関してはネット上では公表しないのが原則です。

詳細を知りたい方は、直接ファンドのお問い合わせページからコンタクトを取り、担当者に直接話を聞くのが近道と言えますね。

興味のある方は、一度連絡をとり運用成績含め色々話を聞いてみるのがおすすめですよ。

ABOUT ME
藤田 良
アメリカで大学を卒業後、現地日系メーカーでマーケティングに従事。大学時代の友人や会社の同僚との交流を通じて、アメリカ社会では若い頃から投資意識が根付いていることを知り投資に興味を持ち始める。30歳で日本に帰国後、FXや投資信託などで投資を始め、35歳でヘッジファンドに出会い、その魅力にはまる。現在はヘッジファンドBM CAPITALを中心に約2000万円を運用中です!