ヘッジファンドって何?

まとまったお金の資産運用法!リスク・リターン別に解説

ヘッジファンド投資家
藤田(ふじ)
ヘッジファンド投資家
藤田(ふじ)
こんにちは、ヘッジファンドBM CAPITAL完全ガイド管理人の藤田(ふじ)でございます。

100万円、200万ならまだしも、500万円以上のまとまったお金の運用となればその運用方法には悩みますよね。

リスクは取りたくないけれど、せっかくあるまとまった資産を最大限に生かして効率的に投資したい。

今回はそんなまとまったお金の運用でお悩みの方のために、実際に現在2,000万円以上の資産運用を行っている筆者が、高額資産運用のポイントからおすすめ商品までを一挙まとめていきます。

今現在、まとまったお金の運用でお悩みの方には必見のコンテンツです!

BMキャピタル

まとまったお金の運用を始める前に準備しておきたいこと

投資を始める前に大切なのが、事前準備。

「まあ、これくらい投資してみるか」
「上がりそうだから今買っておくか」

個人の感覚で資産運用を行うのは投資ではなく、ただのギャンブルです。

まずは投資の事前準備として、いくらの金額をどのように投資するかをしっかりルール化し、初めに決めたルールに沿って投資を行っていきます。

1、資産の仕分けを行い資産ごとに取れるリスクを把握

まず、まとまったお金の運用を行う上で取り組みたいのが「資産の仕分け」です。

具体的には、手元にあるまとまったお金を以下3つの属性に分類します。

生活費 生活費1年分
※例:25万円x12ヶ月=300万円
10年以内に使う予定の資産 マイホーム購入費用、学費など
10年以上使う予定のない資産 老後の生活費など

明日の生活費を値動きの激しいFX(外国為替証拠金取引)に全額投資し損失が出たら、明日の生活に響きます。

すぐに使う資産は安全かつすぐに解約できる商品へ、また一時的に損失が出ても長期に渡り値上がりが待てる資産はリスク運用へと資産の属性ごとに適切な金融商品に回します。

2、投資の基本をおさらいし無茶な投資を予防する

先述した通り、投資においてトレードのルール作りは何よりも大切。

しかし、投資初心者の方であれば投資を始める前にどんなルールを作れば良いのかわからない方が多いでしょう。

まず、投資初心者の方が意識しておきたい投資のルールは長期・分散投資。

長期投資

長期投資では、短期投資よりリスクコントロールがしやすいです。

短期的に下落しても長期的に次の上昇を待つという選択肢が取れる分、細かく難解なリスク管理を行わずとも待ちの姿勢で安定した運用を行えます。

長期的な値幅を取りに行くため、短期的な頻繁な値動きに気持ちを左右されず精神的にも落ち着いてまとまった資産を運用できるメリットもあります。

長期投資

さらに、長期投資は複利効果を高められるのも嬉しいポイントの一つ。

複利とは、元本に投資で得た利益を追加し元本を増やしながら投資を続ける方法。

利益分を除き常に同じ元本で投資を続けるよりも、得た利益を再投資しながら投資を続けることで資産を雪だるま式に効率よく増やしていくことができます。

分散投資

分散投資とは投資先を複数の属性に分散させることで、1つの投資先で損失が出ても他の投資先で出た利益で上手にカバーできるという考え方です。

分散方法と言っても、以下のようにその方法は様々。出来るだけ、複数の観点で資産分散を行うとよりリスクを抑えた運用が可能となります。

地域の分散 投資国(日本、先進国、新興国など)
商品の分散 株式、不動産、金など
通貨の分散 ドル、円など
時間の分散 投資日や時間の分散

上記の内容を踏まえ、まずは最低限以下4つの項目に関してはルール化し常に心に留めておきたいですね。

これだけは決めておこう
  1. いくらを投資に回すか
  2. 何に投資するか
  3. いつ買い、いつ売るのか
  4. 何年投資するのか

まとまったお金の運用法!リスク・リターン別に解説

さて、まとまったお金の投資ルールを作る上で一番悩むのが何に投資するかです。

そこで以下、まとまったお金の適した投資法を投資リスク・リターン別に見ていきます。

個人向け国債年0.08程低リスク・低リターン★自分で運用

金融商品 平均利回り リスク・リターン 投資難易度 属性
ヘッジファンド 年10%以上 中リスク・高リターン ★★ プロにお任せ
投資信託 年3~5%程 中リスク・中リターン ★★ プロにお任せ
不動産投資 年4~5%程 中リスク・中リターン ★★★★★ 自分で運用
株式投資 年3~5%程 高リスク・高リターン ★★★★ 自分で運用
FX トレード技術による 高リスク・高リターン ★★★★★ 自分で運用

ヘッジファンド

年平均利回り:10%程度
属性:プロにおまかせの運用法

ヘッジファンドとはまとまったお金を預けるだけで、有名大学卒業後大手金融機関で経験を積んだ金融エリートに資産運用をお任せできる金融商品。

ヘッジファンド

投資家の募集人数に制限がある分(50人未満)、投資信託など不特定多数の投資家を相手にするファンドより自由な投資法が認められており、相場の良し悪しに関係なく常に高いリターンを追求することができます。

メリット

まとまったお金をヘッジファンドで運用するメリットは、なんといってもそのリスク管理能力。

元々、資産の損失を「ヘッジ(避ける)」という意味合いで生まれたヘッジファンドは高度な投資技術を駆使し、多くの投資信託がマイナスを出した2021年のコロナショックでもしっかりとまとまった利益を出せています。

また、ヘッジファンドの手数料体系は成功報酬。運用益に対し報酬が発生するので、運用に成功したときだけまとまった手数料が発生するのは大変に効率的ですよね。

金融のプロの力でまとまったお金を守りながら、積極的にコスト効率よく運用できるのはヘッジファンドを利用するならではです。

デメリット

基本的にヘッジファンドは、富裕層間での口コミで回っている金融商品。

サイト上から直接ファンドに問い合わせ後、面談を行った後に出資を行う必要がある点は、ネット上で手軽に購入できる投資信託などと比べると面倒に感じる方もいるでしょう。

また、最低投資額が1000万円~、最低投資期間が3~1年程度で設定されている点も人によっては投資のハードルが高いと感じるかもしれませんね。

まとまったお金をヘッジファンドで運用するには

まとまったお金をヘッジファンドで運用するには、まずヘッジファンドの公式サイトからファンドへ直接連絡し、面談の予約を行う形になります。

面談の場で過去の運用成績や気になる点を質問し納得をした上で、契約書の記入~入金を行い運用がスタートします。

運用開始後は、四半期~年1回送られてくる運用レポートにて運用状況を確認する流れです。

ファンドの面談自体はどこも無料で行っているので、まとまった資産をヘッジファンドで運用したいとお考えの方はまずは面談の場で気になることを質問してみると良いでしょう。

ヘッジファンドに関しては、本文後半で詳しく説明しているので必見です。

>>まとまったお金をヘッジファンドに投資する3つのメリットとは?

投資信託

年平均利回り:年3~5%程
属性:プロにおまかせの運用法

投資信託は先述したヘッジファンドと同様、まとまったお金を預けるだけで投資のプロに運用をお任せできる金融商品。

投資信託

ヘッジファンドと比べて期待利回りは落ちますが、月々数千円~いつでもネット上で購入や解約ができる手軽さで投資初心者の人気を集めています。

メリット

自宅にいながらネット上で手軽に口座開設~商品購入までを完結させることが出来るのは、忙しい主婦(夫)や会社員には嬉しいポイントです。

また、月々数千円の少額から投資できるので、複数の投資信託に分散投資できるのもまとまったお金を投資信託で運用する大きなメリットです。

デメリット

基本的に、投資信託はTOPIXや日経平均などの株価平均値にファンドの値動きを連動させ長期的な上昇相場に賭ける意味合いの投資方法です。

よって、市場の下落局面では利益を出しにくいばかりか、一時的に資産がマイナスへ動いてしまう可能性があることはデメリットと言えますね。

また、投資信託の手数料は運用額に対し固定で毎日発生します。成功報酬で運用益に対し手数料が発生するヘッジファンドと比べると、運用でマイナスが出ても手数料が発生する投資信託は運用効率は落ちてしまうと言えますね。

まとまったお金を投資信託で運用するには

投資信託は、お近くの証券会社や銀行にて購入が可能です。また多くの証券会社がオンラインサービスを展開しており、基本的にはどこの証券会社もネット上で口座開設~購入までの手続きを完了させることができます。

投資信託は少額から購入が可能ですので、以下のようなポートフォリオ作成ツールを利用して日本株や海外株、債券や不動産に投資する投資信託など複数の商品に分散投資することでさらに投資リスクを低減することができますよ。

参照:フィリディティ投信 ポートフォリオナビツール

不動産投資

年平均利回り:年4~5%程
属性:自分で運用する方法

まとまったお金の運用法といったら、真っ先に思いつくのが不動産投資ではないでしょうか?

不動産さえ購入してしまえば、老後も毎月の家賃収入が給料所得のように入るということで、老後準備の一環でまとまったお金を不動産へ投資する方も多く存在します。

メリット

株式などの有価証券とは異なり、不動産という「現物」購入となりその価値が大きく既存しづらいのはまとまったお金を不動産で運用するメリットです。

また、入居者に貸し出しをする以外にも高値で売却をしたり、ご自身の老後のすみかとしたりと様々な形で利益創出ができるのは嬉しいですね。

デメリット

株式や債券の場合は買い手が見つからないなんてことはそう多くありませんが、不動産の場合は立地や購入後に発表された地盤や事件などの情報で借り手が見つからないという自体に陥る可能性も。

また、物件購入の際にローンを組まれた場合は、借り手が見つからないことでローン返済の見通しがつかなくなってしまうリスクもあります。

まとまった資産を不動産投資で運用するには

不動産に関してはある程度の人脈や現場に赴いての調査、つまりオフラインでの活動が必要となります。

まずは、不動産セミナーや大家さんの交流会などを通して不動産投資に関する知識づけからはじめたいところです。

また、不動産投資専門の業者を頼ることで物件の購入~その後の維持までを丸々お任せすることも可能です。

不動産投資業者も毎週末のように無料セミナーを開催しているので、まずは興味のあるセミナーに参加してみるのが近道でしょう。

不動産投資業者一例

・プロパティエージェント
・シノケン
・FJネクスト
・GAテクノロジーズ

個人向け国債

国債を購入すること国にお金を貸したことになり、満期まで保有することで元本に利子がついて戻ってきます。

個人向け国債

発行元の日本国が元本と最低金利年0.05%の保証を行っているので、まとまったお金を額面上では減らすことなく安全に運用することができます。

メリット

先述したとおり、購入さえしてしまえば国が元本と最低金利の保証を行ってくれるため、額面上では資産を減らさずにまとまったお金の運用が可能です。

また、銀行や証券会社で手軽に購入でき、購入後は満期まで待つだけと運用に手間がかからないのも嬉しいですね。

デメリット

現在変動金利の10年物でも利率は年0.08%。日銀が年2%の物価上昇を目指している中、年0.08%での運用となると物価負けしてしまう可能を含んでいます。

日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。

引用:日本銀行

また、年0.08%であれば1,000万円を10年預けても利息はたったの8万円。

1,000万円を年3%で5年運用しただけでも5万円、10%で10年運用できた場合は倍に増える可能性を考えるとまとまった資産を個人向け国債1本で運用するのは勿体ないと言えますね。
<table

年利回り3年5年0.08%4万円8万円3%約150万円約300万円5%約300万円約600万円10%約600万円約1,600万円

まとまったお金を個人向け国債で運用するには

個人向け国債はお近くの銀行や証券会社、または各金融機関のサイト上で手軽に購入できます。

商品は変動金利の10年、固定金利の3年、5年の3種類。まとまった資産の使用時期に合わせて、賢く選択したいですね。

また、先述した通りまとまったお金を国債1本で投資するのは若干勿体ないのが事実。ヘッジファンドや投資信託なども併用することで、資産を守りながら育てることが出来るでしょう。

株式投資

年平均利回り:年3~5%程
属性:自分で運用する方法

投資の王道である、株式投資。日本では最低100株からの購入となっているものが多く、まとまったお金がないと大手企業の株式購入は難しいのが事実。

せっかくまとまったお金があるのであれば、事前にしっかり知識づけを行った上で、プロに頼らず株式投資での自己運用を考えても良いでしょう。

メリット

株式投資に関しては「自己運用」となるので、投資のプロに運用をお任せする投資法と比べ投資コストは抑えられます。

また、常に自身の思い通りの投資ができるため、投資に対する安心感や満足感を得ることが出来るでしょう。

デメリット

株式投資は財務諸表の見方や、市場感、チャートの値動きなど銘柄を分析するための基礎知識から分析に自体にかかる手間暇に加え、基本的には毎日株価のチェックや売り買いのタイミングを見計らう必要があり投資に手間暇がかかります。

また、株価の上下に合わせて気持ちもゆらぎますので、強い精神力が必要な点もデメリットの1つです。

まとまったお金を株式投資で運用するには

株式投資を始める際には、証券会社で口座開設を行う必要があります。

株式の売買で発生する手数料は証券会社ごとに異なりますので、複数社を比較し出来るだけ低コストで売買ができる証券会社を選べると良いでしょう。

また、株式投資は経験が物を言う世界。まずは少額から投資に慣れ、少しずつ様子を見ながら投資額を増やしていけると良いですね。

また、銘柄選びの際は以下有名ヘッジファンドのファンドマネージャーが実践する株式投資の銘柄分析法に関する記事も合わせてご参考ください。

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FX(外国為替取引)

FXとは米ドルと日本円など二国間の通貨を売買し、レートの差で利益を生み出す投資法です。

また、レートの値動きだけでなく取引通貨の金利差(=スワップポイント)でも利益を生み出すことができ、方法を選べば長期的に安定運用を行うことも可能です。

FX
メリット

為替レートは株価などよりも値動きが激しく、数分や1日という短期間でまとまった利益を生み出すこともできます。

また、じっくり長期運用をしたい方は先述したスワップポイントを重ねていくことで、頻繁に取引せずとも長期的に通過を保有しているだけでしっかりと資産を増やしていけます。

デメリット

値動きの激しい為替レートを利用する為、トレードの読みを間違えればまとまった損失が発生する可能性があります。

また、高金利目当てでの新興国通貨などは購入は通貨価値暴落のリスクを伴うので要注意です。

まとまったお金をFXで運用するには

FXを始めるにはFX会社に口座開設を行い、開設した口座を通して取引を行う形となります。

FXに関してはトレード技術が成績を左右するため、まずは少額から練習を重ね少しずつ投資額を上げていきたいですね。

上手に運用できるまではまとまったお金を一時的にファンドなどで運用をプロにおまかせしておくと、時間のロスなく効率的に運用できます。

攻め・守りのバランスが良いのがヘッジファンド

さて、ここまでの内容を踏まえ数あるまとまったお金の運用法の中でも、

「まとまったお金を自分で運用するのは怖い」
「投資にかける時間がない」
「投資に苦手意識がある」

そんな、投資初心者に特におすすめな運用法が先述したヘッジファンド。

まとまったお金の運用を投資のプロに丸々お任せすることで、投資失敗のリスクを抑えながら、投資の手間をかけずに積極的に運用できます。

ここで以下、高額資産運用にヘッジファンドがおすすめの理由を深堀りしてみます。

1、徹底したリスク管理を行える

ヘッジファンドは50人未満という少数の投資家を相手にすることで、投資信託などの一般向けファンドのよりも自由な運用が認められています。

また、投資信託の場合は基本的に値動きが各国の平均株価(TOPIX、日経平均など)に連動するものが多く、好景気に賭ける意味合いが強いです。

その点、ヘッジファンドの場合は値動きの目標として特定の指標を設定せず下落市場でも積極的に利益獲得に励みます。

また、運用益に対して手数料が発生する「成功報酬」をメインの収入源とするヘッジファンドは必然的に下落市場でも利益を出さなければ経営が成り立ちません。

利益を出さざる負えない厳しい状況に置かれている点からも、投資者目線で安心感が違いますよね。

2、守りながらも攻めの運用を行える

ヘッジファンドでは下落相場で利益を出さなければならないだけでなく、上層相場でも市場平均を大きく超えるリターンを出すことを要求されています。

好景気時は好市場に賭ける投資信託も自動的にまとまったリターンを出してきますので、ヘッジファンドは割高な成功報酬を除いても大衆向けファンドに投資するより投資者の手元にお金を残さなければいけません。

投資者もまとまったお金を投資できる会社の社長などお金に対して厳しい目を持つ方ばかりで、上層相場に甘んじて適当な運営をしていたら投資者はどんどん離れていきます。

3、投資のプロに投資を丸々お任せできる

1000万円を投資し1%でも下落したら、10万円のマイナスが発生します。

まとまったお金の運用はその元本の大きさから、少しの値下がりでも大きなお金が動くので投資者にとっては精神的な疲労もつきものですね。

毎日の金融ニュースに激しく動く株価チャート、ご自身の資産状況が気になって仕事や趣味に集中できないなんてことになっては本末転倒です。

まとまったお金の運用は、若いうちからから何十億という大金を動かしているベテランのファンドマネージャーにお任せするのが精神的も楽に投資することができますよ。

初心者向けおすすめヘッジファンド

ここまでの内容を踏まえ、まとまったお金をヘッジファンドに投資したいとお考えの方のために初心者向けのおすすめヘッジファンドを2つ紹介します。

どちらもヘッジファンド初心者のファーストファンドとしておすすめのファンドですので、必見です。

1、BMキャピタル

BMキャピタル引用:BMキャピタル

BMキャピタルは、東京にオフィスを構える老舗国内ヘッジファンド。

投資対象は日本バリュー株で、本来の企業価値より安い株価で放置されている株式を購入、本来の価値まで株価が上昇するのを待つという投資方法です。

株式を底値で仕入れるため比較的低リスクで運用でき、実際に過去マイナスが出た年はゼロ回。

リスク管理をしっかりしながらも、東大卒で外資系投資銀行バークレイズ証券で経験を積んだベテランファンドマネジャーによる積極的な運用で現在まで年平均10%以上というハイリターンを維持できています。

最低投資額は1000万円~、最低3ヶ月という短期から投資が可能ですので興味のある方は一度面談をし気になることを聞いてみると良いでしょう。

高額資産投資時に注意したい2つのポイント

最後にどんな運用法で運用するにせよ、まとまったお金の運用時に是非注意したいポイントを2つまとめていきます。

1、うまい話に惑わされない

特にまとまったお金が1つの金融機関に入金されると、かかってくるのが営業電話。

「銀行に寝かしておいてはもったいないですよ」
「今は、お金に動いてもらう時代ですよ」

そんな言葉で勧誘され、言われるがままに金融商品を購入。証券会社から送られてきたレポートをみると、含み損が膨らんでいたなんてことにも。

証券会社もビジネスですので、ある程度自社が儲かる商品(=手数料収入が見込める商品)を進めてくるのは当然のこと。

まとまったお金は今すぐ運用せずとも逃げては行きませんから、うまい話が耳に入っても即決は禁物。

しっかり時間を掛けて話を聞き理解し、勝算があると考えられるものに冷静にお金を入れることが大切です。

2、資産を減らさないことを第一に考える

「利回り30%」
「投資すれば1年で倍に増えますよ」

まとまった投資を行う際には特に、投資におけるリスクとリターンの関係は覚えておきたいポイント。

リスクとリターン
引用:投資信託協会 リスクとリターン

リスクとリターンは価格の揺れ幅のことを指し、理論上では1年で倍に増える可能性がある商品は同時に1年でゼロになる可能性も含むと考えらます。

ご自身で売買のタイミングを間違えず高値で売り抜けられるという方は、ハイリスクハイリターンな金融商品へ投資し一攫千金を狙うことも可能です。

投資初心者や投資のタイミングの見定めに自信がない方は投資信託で長期的に大きな値幅を狙いに行くこともできますが、実際は短期的な下落時点で我慢ができず売ってしまったりと10年、20年という長期で市場にお金を入れておくのは難しいのが事実。

そういう意味では、値動きがマイナスに触れても大きな損失が出にくいローリスク・ローリターンの金融商品に投資するか、ヘッジファンドなどで下落局面でのリスク管理を完全プロにお任せし中期的にまとまった利益を狙いに行くことを考えても良いでしょう。

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藤田 良
アメリカの大学卒業後、現地日系メーカーでマーケティングに従事。30歳で日本に帰国後、FXや投資信託などで投資を始め35歳でヘッジファンドに出会い、その魅力にはまる。現在はヘッジファンドBM CAPITALを中心に約2000万円を運用中。他管理サイト⇒・ヘッジファンド情報を語っているnote『ふじ』・投信信託について綴っているブログ『ふじのインデックス投信ブログ』《所属団体》両国投資研究会//▶藤田良のプロフィール詳細はこちら

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「退職金が入ったので投資に回したい」

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  • 2013年の運用開始以来、平均年利10%以上を継続中
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