藤田(ふじ)
BM CAPITALは、東京に本社を置く国内のヘッジファンドです。
ヘッジファンドを簡単に説明すると、私たち投資家から預かったお金を投資・運用してくれる資産運用会社のようなもの。
ヘッジファンドは投資のプロが運用してくれるため自身の手間がほぼゼロで、加えて利回りが5%以上と高めなのが最大の利点。
効率良い投資方法として、注目を集めている投資と言ってよいでしょう。
今回はそんなヘッジファンドの中でも、筆者も利用していておすすめのBMキャピタルについて紹介したいと思います。
ヘッジファンドや効率の良い投資に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
BM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)の会社概要
BMキャピタルは、主に日本のバリュー株(割安株)への投資を中心とした投資活動を行っていて、年単位では一度もマイナスを出していないという、非常に優秀なヘッジファンド。
そんなBMキャピタルの会社概要は、以下の通りです。
会社名 | ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC ) |
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住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1 | 代表社長 | 森山武利 |
事業目的 | 1、金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引 2、各種事業への投資 3、有価証券の自己募集 4、経営コンサルティング業務 5、前各号に附帯する一切の業務 |
オフィスの実態
概要を確認したところで、次はオフィスを見てみましょう。
BM CAPITAL(BMキャピタル)のオフィスの住所である、東京都港区六本木7-18-1を調べてみると「六本木セブン」という高級賃貸マンションを確認することが出来ます。
参照:R-net
東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩3分。サイトによっては賃貸オフィスとしても紹介されており、オフィスとしても利用も可能なようです。
BM CAPITALの場合、ファンドの運用自体はファンドマネージャーが海外オフィスにて投資業務を行っています。
また日本在住メンバーに関しても、殆ど顧客対応にて日本全国を駆け回っているため、広いオフィスを構える必要はないということでしょう。
都心でオフィスを借りる場合、
- 毎月の家賃
- 光熱費
- 固定電話、インターネット回線費
- オフィス在中スタッフの人件費
など、毎月多額のランニングコストが発生します。ファンドの運営のコスト削減という意味でも、このようなオフィス形態となるのは納得できるでしょう。
登記上のオフィスが「賃貸マンション」というのは、企業イメージ、ファンドのブランディングという意味では、少しマイナスに映る場合もあるかもしれません。
しかし、BMキャピタルのような私募ファンドは、基本的に富裕層や投資家の間の口コミで回るような世界。
ファンド側からの営業活動は一切行わないため、そこは意識する必要がない部分なのでしょう。
会社ホームページ
引用:BMキャピタル
投資者向けに直接営業活動を行わないBM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)ですが、ファンドのホームページ自体は用意されており、そこで会社の企業理念などを確認することができます。
しかし、私募ファンドという特性上や、投資手法の漏洩を防ぐため、ホームページ内では殆ど投資判断に関わる情報は記載されていません。
ヘッジファンドに関して気になることがあれば、実際にお問い合わせページからコンタクトを取り、ファンドの担当者に確認するというのが通例です。
問い合わせは無料かつ、BMキャピタルや投資に関する資料がもらえることもポイント。
興味のある方は気軽に問い合わせてみると良いですよ。
森山社長を筆頭とする優秀な経営陣
BM CAPITALの代表社長は、森山武利(もりやまたけとし)氏。
森山氏は本田技研から日本ユニコムという現物取引を生業とする会社にご転職され、社内のコンシェルジェ・サービス室にて勤務。
引用:日本ユニコム株式会社
金融業界での顧客対応を30年近く経験した、ベテランの金融マンです。
過去には、ユーストリームという動画配信サービスにて、相場解説を担当されていたこともあるよう。
森山氏の相場解説は大変にわかりやすく、かつ面白いと評判だったそう。解説者としてご活躍の際は、ブル森山(ブル=上昇相場)という、ニックネームもお持ちだったそうです。
その他、金融関連のセミナーや投資本の執筆などでも幅広く活躍されていた方です。
森山社長はBM CAPITALの面談も担当されている為、面談時にお会いできる方も多いでしょう。
BM CAPITAL(BMキャピタル)の敏腕ファンドマネージャー
BMキャピタルのファンドマネージャーは、海外オフィスにてファンドの運用を担当されています。
ファンドの戦略流出の観点から、インターネット上で名前の言及は避けるべきですが、東京大学をご卒業され、イギリスに本拠地を置くバークレイズ証券(Barclays)にてご活躍後、BM CAPITALでのファンド運用を担当されています。
東京大学在学中に起業、投資を始める
引用:東京大学
BMキャピタルにファンドマネージャーは、東京大学在学中にご自身で起業し、会社経営で得た資金を元手に投資を始めました。
その頃から、同氏の高い分析能力には定評があったそう。
東京大学卒業とは言えど、ファンドマネージャーの世界は実力主義。東京大学を出たからと言って、無条件でちやほやされる業界ではありません。
並々ならむ努力と経験をもとに、高く安定したパフォーマンスを出してこそ生き残れる世界なのです。
バークレイズ証券で経験を積む

引用:BARCLAYS
バークレイズ証券は、HSBC(香港上海銀行)、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド、ロイズ・バンキング・グループと並ぶ英国4大銀行の一つ。
かのリーマンショックの際に、リーマン社の売却先候補として交渉に名乗りを上げ、北米部門を買収したことでも知られています。
また、バークレイズしかり、外資の金融は激務で有名。
- 膨大な資料作成、チェック
- 会議への参加
など、特に対顧客業務がメインとなる投資銀行部門などでは、月の残業が100時間を超え、1日の睡眠時間は2~3時間しか取れないこともあるよう。
また、成果を出せない社員は出ていく社風になっているので、成果主義の競争環境で仕事ができる実力がないと生き残っていくのは厳しそうです。
ちなみに、日本バークレイズ証券の代表取締役である、木曽健太郎氏も東京大学卒業後、JPモルガンを経てバークレイズにご入行。
BM CAPITALファンドマネージャーの先輩にあたります。
トータス・パートナーズの運用も兼任
また、BM CAPITALのファンドマネージャーは、PEファンドという未上場株式を投資対象とするヘッジファンドTORTOISE PARTNERSのファンドマネージャーも兼任しているようです。
PEファンドの有名所としては、
- カーライル(Carlyle)
- ベインキャピタル(BainCapital)
などが上げられますが、個人での出資は受け付けていません。そんな中、個人でPEファンドに投資できるというのは珍しいですよね。
トータス・パートナーズに興味のある方は、面談時に合わせて聞いてみるのも良いでしょう。
興味のある方はまず問い合わせから
BM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)しかり、ヘッジファンドに関してはファンド側からの営業、広報活動などを一切行っておりません。
詳しい情報を収集するには、ファンドに直接お問い合わせをして面談を受けるのが一般的です。
私の場合も、メールで問い合わせたあと面談の日程について連絡があり、色々と質問、相談をした上で契約をしました。
興味のある方は、まずは一度ファンドの担当者と顔を合わせ、カジュアルに色々話を聞いてみると良いでしょう。