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スカイプレミアムとは?ファンド会社概要
ツイッターなどを見ていると、BMキャピタル、EXIA(エクシア)などの国内ヘッジファンドと並び言及されることが多いスカイプレミアム(Sky Premium)。
ファンド運用に合わせて、提携レストランやリゾートの割引、会員限定パーティーを始めとするイベントの開催など、会員の「上質な生活」をサポートするコンセプトで話題を集めています。
投資は資産を増やすという意味合いが強いですが、最終的にはただお金を増やすのではなく「より良い生活」を送るというのがゴールですよね。
よって、投資だけでなく生活レベルのボトムアップまで丸々サポートしてもらえるコンセプトには心惹かれます。
そこで今回、BM CAPITALへの投資も6年目に突入した今、話題のファンドスカイプレミアム(SKY PREMIUM)の投資先としての可能性について探っていきます。
スカイプレミアム

運用会社名 | SKY PREMIUM INTERNATIONAL PTE.LTD. |
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オフィス所在地 | 1 Raffles Place Office Tower 2 #38-61 Singapore 048616(シンガポール) |
代表社長 | 不明 |
設立 | 2013年 |
投資対象(GQFX) | FX |
ファンドマネージャー(GQFX) | 専門のトレードチームとEA(FXの自動売買プログラム) |
最低投資額(GQFX) | 100万円~ |
出資までの流れ(GQFX) | 1.既存の投資者からの紹介で会員になる 2.電話やメールで出資手続き |
スカイプレミアムは、たった一度の人生を最高に輝かせるをモットーに会員の生活全般をサポートするメンバーシッププログラム。
生活全般という言葉の中には、ファンドへの投資も含まれており現在スカイプレミアムではRL360(ロイヤルロンドン)やプレミアトラストなどの複数の金融商品にアクセス可能。
その中でも会員の60%以上が利用しているものがライオンプレミアム(GQFX)というFX運用メインのファンドで、現状日本でスカイプレミアムへの投資を行うというとライオンプレミアム(GQFX)のことを指していると理解して良いでしょう。
BMキャピタル

運用会社名 | ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC) |
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オフィス所在地 | 東京都港区六本木7-18-1 |
代表社長 | 森山武利 |
設立 | 2013年 |
投資対象 | 日本株 |
ファンドマネージャー | 東大卒外資系投資銀行出身の運用者 |
最低投資額 | 1000万円~ ※少額投資も相談可 |
出資までの流れ | 1.問合せフォームへ連絡 2.面談 3.出資・入金 |
BMキャピタルはファンド運用に特化にした純粋な資産運用会社。スカイプレミアムのように、レストランやホテルの紹介やイベントなどは行われておりませんので要注意です。
スカイプレミアムと同様に運用から8年が経過していますが、過去にマイナスを出した回数ゼロ、かつ年平均利回り10%以上と安定したリターンで根強い人気を集めています。
運用ファンドは1ファンドのみとなりますが、同社のファンドマネージャーはイラン株ファンドFrontier Capital(フロンティアキャピタル)の運用者も兼任しています。
投資商品・サービスを一挙総まとめ
会員の生活全般をサポートするスカイプレミアムと、顧客の資産形成に特化したBM CAPITAL。
2ファンドの投資商品・サービス内容を比較してみていきます。
スカイプレミアム
投資サービス | RL360(ロイヤルロンドン) | 積立保険 |
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プレミアトラスト | 海外積立投資 | |
ライオンプレミアム(GQFX) | FX運用 | |
ライフサポート | TRAVEL | ・旅行(ホテル割引など) |
WINE&DINE | ・一流レストランの予約 ・ワインのおすすめ |
|
SHOPPING | ・非営利型のタイムセール ・会員限定のおすすめグルメ |
|
WELLNESS | ・会員限定パーティの開催 ・ブティックジムの利用 |
冒頭でお話したとおり、スカイプレミアムは投資に限らず会員の生活を多方面からサポート。
一流レストランの予約やホテルの割引など、会員になることで形からでもハイクラスな生活に一歩近づくことができます。
引用:スカイプレミアム
中でもBE OUR GUESTという、2名以上でレストランを予約すれば、1名無料というお得なサービスが得に人気を集めているよう。
また多くの方の会員になるメインと目的になっているのが、ライオンプレミアム(GQFX)というFX運用メインのファンド。
海外登録のFX業者GQFXで口座開設を行い、成功報酬を支払う代わりにFX(外国為替証拠金取引)運用を代行してもらえるという運用委託型のファンド。運用残高は2000億円を超え、ユーザー数も2万人を超える大型ファンドとして人気を集めます。

既存の投資者さんのブログなどを見ると、GQFXはベリーズの国際金融サービス委員会(IFSC)金融ライセンスを取得済みなので安心と言った記述が目立ちます。
しかし、ベリーズはタックスヘイブンとして比較的日本と比べ金融規制が緩いので、認可を受けやすいという点は理解しておきたいですね。
運用残高は毎週の運用報告書、口座残高に関しては開設したFX口座でいつでも確認が可能です。
しかし、実際のFX運用の詳細に関しては非公開となっています。
よって投資の可否は運用手法でなく、公表されている過去の利回りや、口コミやセミナー参加を通して運用母体自体を信じられるかが焦点となります。
BMキャピタル
対して、BM CAPITALは日本バリュー株への投資をメインとするファンド。企業価値より安値で放置されている国内株へ投資、価格の歪みが改善された段階で売却。

バリュー株投資に関して底値で仕込むため、価格が下がりにくいのは安心ですね。
また、企業価値に対して投資を行うため、市場の値動きに価格が左右されにくく、下落市場でもしっかり利益を出せるのはバリュー株ファンドであるBMキャピタルならでは。

運用の成果は毎月メールで送られてくる、運用報告書(PDF)で確認可能です。
また年1回DONE DEAL(完了済トレード)として前年度の実際の取引銘柄(過去の組入銘柄)や取引内容を投資者向けに噛み砕いて解説した冊子が貰えます。
完了済の取引ですので今からそっくり真似することはできませんが、何故その銘柄を買ったのか?なぜそのタイミングで売ったのかと言った実際の取引内容を理解できるのは投資者として安心ですし、投資の勉強にもなりますよね。
スカイプレミアムのサービスは、富裕層向けのプライベートバンクやアメックスなどハイステータスなクレジットカードの付随サービスをイメージすると良いでしょう。
重ねてになりますがこのサービスを目的に会員になるというよりは、ライオンプレミアム(GQFX)への投資目的で入会する方がほとんどのようです。
2ファンドの運用成績を比較してみた
投資を行うならなんと言っても一番気になるのは、運用成績(実績)。
そこで以下、2ファンドの運用成績を一挙まとめてみました。
スカイプレミアム
2018年 | 年21% |
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2019年 | 年17% |
スカイプレミアムの年利は10~20%程。10%のドローダウン方式で、投資資金の10%以上資金が減ってしまった場合は運用が停止する仕組みなっています。
手数料はハイウォーターマークの成果報酬型(40%)です。100万円運用し運用がうまくいき200万円になった場合、増えた100万円に対し40%の手数料が発生。
2期目は運用がうまく行かず、150万円になってしまった場合、現在160万円が基準値になっているので、当初の投資額と比較すると資産自体は増えていますが手数料は発生しない仕組みです。
ここでさらに考慮しなければならないのが、スカイプレミアムの会費。会費は月額50ドルのゴールド会員と月額100ドルのプラチナ会員があり、毎月の投資コストとして発生します。
スカイプレミアムの最低投資額は100万円、現状月利1~2%程と考えると月額100ドルのプラチナ会員の場合会費だけで運用益が飛んでしまう計算に。
理論上では、投資だけを行うのであればゴールド会員での入会を行うか、投資額を上げないと利益が出にくいとは言えるでしょう。
BMキャピタル
BMキャピタルの運用成績は、年10%以上。
運用手法流出防止の観点から、具体的な運用成績はネット上では公開されておらず、面談の場で資料を見ながら確認する形となります。
BMキャピタルの場合も、メインの報酬は成功報酬。
成功報酬 | 運用益に対し30%~50%程 |
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管理報酬 | 運用額に対し年間で5%前後 |
手数料に関しても、スカイプレミアムと同等と理解して良いでしょう。
しかし、BMキャピタルの場合は月々の会費が発生しませんので、スカイプレミアムよりは低コストで運用ができますね。
一般的に、ヘッジファンドの手数料は「2:20」モデルと言われ、運用残高の2%を管理報酬、20%を成功報酬として顧客から受け取る場合が多いです。
数字だけを見ると若干割高に感じるかもしれませんが、ヘッジファンドにおいて手数料は運用成績に対する自信の現れ。
運用成績が大衆向けファンドレベルなのにも関わらず、手数料が割高なファンドであれば投資者が離れていくことは容易に予想できます。
2ファンドとも8年という長い間運用を続けていられるのは、割高な手数料を引いても満足の行くレベルの利益が顧客のもとに残っているという証とも言えそうです。
怪しい?スカイプレミアムの口コミ・評判
投資をするなら気になるのが、ネット上での口コミ・評判。
以下、スカイプレミアム(Sky Premium)とBMキャピタルの口コミと評判をまとめました。
スカイプレミアム
GQFX解約してエクシアにしたくなってきた!スカイプレミアムの代理店がお世話になってる方だからちょっと申し訳ないんだけど💦でもエクシアの利率が魅力的すぎて。。
— 投資家あやぱんつ🔰初心者 (@invester_ayapan) January 20, 2021
私も数年前にスカイプレミアムのLIONで運用してました。
飛ぶかと思い全額引き出しました。
懐かしい思い出です! https://t.co/0mVA9jVO9u— 金城日菜 (@fGOiM2pnXhlmprD) November 24, 2020
少し自慢の様に聞こえてしまうかもで恐縮ですが自分のスカイプレミアム歴はそこそこ長く、アルバスキャピタルの頃は最高で2000万まで増えました☺️
ただGQFXに移行した頃に元本とそれまでの利益の大半を出金し今は300万程しか入れていません😓その頃大半の資金をエクシアに移したのもありますが。
— タカヒロ@投資アカ (@takahiro_bsky) October 27, 2020
スカイプレミアム、数年前まではかなり良かったのですが今では当時と比べるとどうしても見劣りして感じでしまいますね😥
私もですがスカイからエクシアへ移行する方が多い様ですね💦
エクシアの今の安定した3%以上の利回りと、GQFXの低調な利回りが続くならこの流れも続くのかなぁと思います💹
— こはる🐈投資×リケジョ (@koharu_investor) October 27, 2020
エクシアは5年、
スカイプレミアムは10年、ぐらい続いている。
ワイが詐欺師なら、もっと早くに逃げてると思うけどな~。
どうなんやろね。— ビジョンくん@インベスター税理士 (@vision_kun2) October 23, 2020
近年の利回り低下からか、スカイプレミアムから同じくFX運用をメインで行っているEXIAファンドへの移行を検討を検討する口コミ・評判がかなり目立ちました。
ライオンプレミアムは過去年利30〜40%あったようですし、「会費」という形での年間6万円~12万円程のコストがじわじわと効いてきます。
EXIAファンドに関しては表向きは手数料なしですし、月利で3%ほどで推移しているのでので乗り換えを検討するのも納得ですよね。



また、日本の金融庁への登録がないことから、ポンジスキーム、詐欺なのではないか?といった口コミ・評判も見られました。
体裁整えの為に金融庁でのライセンスを取得するファンドも存在しますが、必要なポジションを置いたりとかなりの登録コストがかかります。
基本的は紹介制、口コミで回っているスカイプレミアムは社会的イメージを気にする必要がありませんのであえて登録する必要もないのでしょう。
全ての投資商品に言えますが、中身が見えないものは完全に詐欺でないと言い切ることはできません。出資前はできるだけ多くの情報をあたり、慎重に投資の可否を判断したいところです。
BMキャピタル
BMキャピタルの口コミ、評判に関しては以下の記事にまとめております。
https://m-ryu.com/blog/
まとまった収入がありそうなので
効果的な資産運用方法を考えています#ヘッジファンド#海外ETF#投資信託など検討していますが#BMキャピタル
にちょいと感心ありマウス— サナダ@本を読まない読書家 (@sanada3730) October 3, 2020
BMキャピタルに出資している方を知ってますが、手数料や報酬を考えると短期の投資は中々難しそうかなというのが個人的な意見です。
逆に中長期ならば堅く運用頂けそうです。
ただ最低出資額がエクシアよりだいぶ多いので、もうちょい資産増えた際の分散投資先として有力かなと密かに考えてます!
— トム@FIRE目指して投資&子育て中‼︎ (@investortom3) July 8, 2020
BMキャピタルに関しては、3年~5年という中~長期で手堅く安全に資産を増やしていきたい方の支持を得ているよう。
一投資者としても、そもそもメインの投資手法であるバリュー投資の特性上1年で資産を倍にしたいという方にはBMキャピタルはおすすめできないとはっきり言えます。
まとまった資産をマイナスを出さずに長期的に大きなリターンを狙いたい方にはおすすめできる国内ファンドですね。
EXIAしかり100万円という少額投資が可能なファンドは、始めはリスク運用で高利回りを出せても、評判が人を呼び投資者が増えてきてしまうと、リスクを抑えた運用にシフトしてしまい利回りが振るわなくなってしまう傾向にあります。
スカイプレミアムの投資は、直近の利回りに満足できるかが判断の要となるでしょう。
その点BMキャピタルの場合は最低1000万円~と投資できる投資者層が限られるため、リスク資産として運用しやすい資産ボリュームを保てるというのは安心ですよね。
出資(入会)~退会(解約)方法
ヘッジファンドと言えば、投資信託などとは異なりネット上で取引が完結しないのが定説。
スカイプレミアム、スカイプレミアムの出資(入会)~退会(解約)方法の違いをまとめます。
スカイプレミアム
スカイプレミアムは既存会員からの紹介、かつ70歳以下の方しか入会の申込みができない決まりになっています。
引用:スカイプレミアム
知り合いがいない方は、投資ができないのでどうにかして知り合いを作るしか手立てはありませんね。
一度直接運用側にメールで問い合わせをしたことがありますが、紹介以外は受け付けていないということで門前払いを受けてしまいました。
スカイプレミアムへの投資は投資関連の集まりや、実際に投資している方のSNSやブログなどを通してつながることが近道でしょう。
最低出資額は100万円から。
解約や引き出しは、いつでもウェブ上から可能。出金にはパスポートと住所証明が必要で、中継銀行を経由する関係で10日程かかるようです。
- GQFX管理画面にて出金申請
- GQFXへの身分証明書の提出
- スカイプレミアムマイページにてスカイプレミアムの退会手続き
- GQFXからの着金
解約手続きは面倒ですがGQFX側、スカイプレミアム側の両方で必要になることは覚えておきましょう。
ちなみに海外送金となりますので、入金時には1回につき1000円程、出金時には他銀行を中継する為5000円程の手数料が発生。
また、一度退会すると原則として1年間は入会することができません。
停止期間中の会費を支払うと再開できることもあるようですが、月会費が日本円で5000円~1万円。
1年の休会で6万円~12万円の会費が発生することを考えると、入退会を短期で繰り返すことは控えたいですよね。
スカイプレミアムはシンガポールでも同様のサービスを提供しています。
せっかく会費を払うのであれば、投資以外のサービスも使い倒したいところですので、シンガポール在住の方はシンガポール版のスカイプレミアムの利用をおすすめします。
BMキャピタル
BMキャピタルの場合は、直接ファンドに連絡をし面談後投資を行うことになります。
最低投資額は1000万円から。最低3ヶ月から、投資運用が可能となっています。
ヘッジファンドに馴染みのない方は高額、解約可能になるまでの時間が長期に感じるかもしれません。
しかし、大型ファンドであれば最低投資額は5000万円~、最低半年から~1年の投資が必要なものも多く手軽に投資可能なファンドの部類に入ります。
ファンドの解約や出金時期が重なると運用額が安定せず運用方針が定まらない為、理にかなった数字設定であると言えるでしょう。
面談は無料で状況によっては遠隔での面談も受け付けていますので、興味のある方は話だけでも聞いてみると他ファンドとの面談の際の比較対象ともなりおすすすめですよ。
ちなみに解約手続きに関してはファンドの担当者に、解約希望の旨を伝えるだけと大変にシンプルなものになっています。
一目瞭然手軽さを重視するのであれば、スカイプレミアムが良いでしょう。
最低100万円~、いつでも解約可能な点は嬉しいですね。しかし、今後一時的に運用不調に陥った際などに解約申請が殺到、資金繰りが回らなくなるという可能性も含みますので手放しで喜ぶのは危険。
BMキャピタルに関しては少額投資も相談は可能ですが、基本的には1000万円がないと投資ができませんので、選ばれしもののみが投資できるファンドと言えるでしょう。
投資するなら気になる!税金、確定申告方法
ヘッジファンド投資を始めるにあたり気になるのが、税金・確定申告の方法。
他の金融商品と異なりネット上に情報があまりない各ファンドの、税金・確定申告方法をみていきます。
スカイプレミアム
スカイプレミアムでの投資で得た利益は雑所得に当たり、総合課税に当たります。
給料所得などの他収入と合算して税率が決まり、スカイプレミアムの場合は源泉徴収(証券会社で税金を引いて入金していくれる仕組み)はありませんので投資者自身で確定申告をする必要があります。
税金に関しては個人か法人か、または居住国によっても異なりますのでファンドの担当者や税理士に確認すると安心です。
BMキャピタル
BM CAPITALでも、スカイプレミアムと同様「総合課税」を採用。
BMキャピタルの税金周りの疑問に関しては、以下記事で詳しく説明しています。



BMキャピタルに関してはファンドの担当者も税金に関する質問は面談の際に毎回受けるようで、税金のプロではないと言え面談の際に受けた説明がとてもわかりやすかったです。
出資を検討されている方は、面談の際に忘れず尋ねられると良いでしょう。
スカイプレミアムの場合は紹介制ですので、既に投資をされている紹介者の方にも納税方法を尋ねておけるとさらに安心ですね。
【結論】どちらがおすすめ?
ここまで、BMキャピタルとスカイプレミアムの違いについてまとめてまいりました。
– | スカイプレミアム | BMキャピタル |
---|---|---|
運法運用 | FX運用 | 日本バリュー株 |
最低投資額 | 100万円 | 1000万円 |
利回り目安 | 年10~20% | 年10%以上 |
出資のメリット | ・100万円~手軽に投資できる ・出資後いつでも解約可能 ・投資以外のサービスも受けられる |
・会費がかからない ・運用額がぶれず安定運用を行いやすい ・ファンドと直接やり取りできる |
出資のデメリット | ・既存の投資者から紹介を受ける必要あり ・年間6~10万円の会費がかかる |
・最低投資額が1000万円~と高額 ・最低3ヶ月は投資する必要あり |
結論、現状ではBMキャピタルからの乗り換えは保留したいというのが正直な気持ちですね。
理由としては、筆者はハイエンドなサービスには月5000円~1万円を支払うほどの強い関心が持てなかったこと。また投資を留まる一番の理由は、実際の運用内容がわからないという点。
わからないものに投資をしてしまうと、好成績の時は良いですが予想外の成績不調に陥った際には「このまま待てば、より大きな利益を得られるのか」「今、損切りして解約するのが傷口を最小限にする意味でベストなのか」その後の投資判断もできません。
その点、基本的に全て自社運用、毎月の運用報告書と年1回のDONE DEALでの取引内容の公開、またいつでも直接ファンドの担当者のメールや電話でやり取りできるBMキャピタルの情報公開の範囲の広さは金融のプロでない個人投資家目線では安心です。
とは言っても8年も続いているファンドで、しっかりとした運用基盤が築かれている点は魅力的。リッチな気分を味わえるスカイプレミアムのハイエンドな顧客サービスに興味のある方は、知り合いをたどり一度ファンドに関する情報集めをしてみても良いでしょう。