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セゾン投信はおすすめしない?国内ヘッジファンドBMキャピタルと徹底比較!

ヘッジファンド投資家
藤田(ふじ)
ヘッジファンド投資家
藤田(ふじ)
こんにちは、ヘッジファンドBM CAPITAL完全ガイド管理人の藤田(ふじ)でございます。

アクティブファンドとして人気を集めるセゾン投信。しかしネット上では「危ない・やばい」などの悪い評判が見受けられ、投資を悩まれている方も多いでしょう。

結論から申し上げると、筆者はセゾン投信より日本でも知名度が高いヘッジファンドのBMキャピタルへの投資を推奨しています。

両者は運用に工夫を利かせてリスク回避をする点では似ていますが、利回りやコスト面で大きく異なります。

そこで今回は、アクティブファンドの『セゾン投信』とヘッジファンドの『BMキャピタル』を徹底比較した上で、私がセゾン投信をおすすめしない理由まで解説していきます。

BMキャピタル

アクティブファンドとヘッジファンドの違い

セゾン投信とBMキャピタルを比較する前に、アクティブファンドとヘッジファンドの違いを確認しておきましょう。

アクティブファンドとは?

アクティブ型の投資信託。投資信託はTOPIXや日経平均などの株価平均値をベンチマークとして相対収益を目指します。「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があり、ベンチマークと同じ位の収益を目指すのが前者、それを上回ることを目指すのが後者です。

ヘッジファンドとは?

資産の損失を「ヘッジ(避ける)」という意味合いで生まれたヘッジファンド。自由な投資法が認められており、ファンド独自の高度な投資技術を駆使し、相場の良し悪しに関係なく常に絶対収益(高いリターン)を追求するファンドです。

そんな投資信託とヘッジファンドの違いで注目したいのが以下の3点。

  • 運用目標
  • 投資手法
  • 投資者

先述した通り、投資信託はベンチマークとした指数を基準に運用を行う相対収益型。一方でヘッジファンドは市場の値動きに関係なく利益を追求する、絶対収益型。

投資手法はファンドにより異なりますが、投資信託は株式や債券などの伝統資産が多いです。ヘッジファンドはこれらに加えFX(為替)や事業投資などをファンド独自で組み合わせ運用することが特徴的です。

投資信託は投資者を「公募」で広く一般的に募集しており、月々数百円~いつでも誰でもネット上で購入や解約ができる手軽さで人気を集めています。

一方ヘッジファンドは「私募」で募集しており、投資家の数を制限しています。投資信託など不特定多数の投資家を相手にするファンドより自由な投資法が認められており、相場の良し悪し関係なく常に高いリターンを追求できるのが魅力です。

セゾン投信とBMキャピタルを徹底比較!

それではアクティブファンド型の投資信託『セゾン投信』とヘッジファンド『BMキャピタル』を以下7つの項目で比較検証していきます。

  1. 会社概要
  2. 運用方法・仕組み
  3. 運用者
  4. 最低出資額
  5. 手数料
  6. 利回り
  7. 購入方法

会社概要

まずはセゾン投信とBMキャピタル、両社の会社概要をまとめた以下の表をご覧ください。

運用
会社名
セゾン投信株式会社(SAISON ASSET MANAGEMENT CO.,LTD.) ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC)
オフィス
住所
東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 48階 東京都港区六本木7-18-1
代表社長 中野晴啓 森山武利
設立 2006年 2013年
投資対象 海外および日本の株式 日本株
最低
投資額
1銘柄1万円~
※積立は5千円から
1000万円~
※少額投資も相談可
参考資 >>セゾン投信 重要情報シート >>BMキャピタル公式サイト

それでは各社詳しく見ていきましょう。

セゾン投信

セゾン投信

セゾン投信は、

  • 運用益がプラスの割合の顧客割合が高い販売会社ランキング1位
  • R&Iファンド大賞5連続受賞

参照:日本経済新聞 運用損益プラスの顧客割合 直販の独立系、上位

R&Iファンド大賞とは?

R&Iファンド大賞とは、金融商品の格付けを行っている「格付投資情報センター」が、優れた投資信託を表彰するというもの。

と、いくつもの賞に輝いている人気の国内投資信託。

取り扱いのある投資信託はインデックス型の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」とアクティブファンドの「セゾン資産形成の達人ファンド」の2種類。

両ファンドとも投資対象を国内外の株式や債券と幅広く設定しています

セゾン投信は「いそがないで歩こう」を投資テーマとし、世界中に資産分散し投資リスクを逃しながら、長期的にじっくり資産を増やせます。

ちなみにセゾン投信は直販型の投資信託のため、両ファンドとも銀行や証券会社では購入できません。

最低投資額は1銘柄10,000円~、積立購入の場合は1銘柄5,000円と少額で設定されています。

 

今回はセゾン投信販売ファンドの中でもアクティブファンドである「セゾン資産形成の達人ファンド」を比較対象とします。

BMキャピタル

BMキャピタル引用:BMキャピタル

BMキャピタルは都心にオフィスを持つ国内ヘッジファンド運用会社で、

  • 過去にマイナスになった年ゼロ
  • 年間平均利回り10%以上

と堅実・安定したパフォーマンスで人気を集めています。

投資対象は日本割安株(バリュー株)。企業の本質的な価値に焦点を置き発掘した割安株へ投資することで、市場の値動きに影響を受けにくく、資産を守りながら増やせる国内ファンドとなっています。

同社の最低投資額1000万~とヘッジファンドにしては比較的少額

また自らを投資初心者のための国内投資会社と称し、初心者に目線を合わせたサービスで、初心者でも投資しやすい国内ファンドとしても広く知られています

運用方法・仕組み

では続いて、ファンドの運用方法・仕組みの違いを見ていきましょう。

セゾン投信 BMキャピタル
海外・日本の株式 日本株

セゾン投信

セゾン投信は海外及び日本の株式を投資対象とします。様々な業種へ分散投資することにより、株価下落によるリスクを最小限に留める安全な運用を目指しています。

投資形態はファンド・オブ・ファンズといい、セゾン投信が投資金の運用を行うのでなく、投資対象を株式や債券とする複数ファンドへ投資し運用を行う仕組みです。

投資先ファンドの情報も、ファンドの目論見書(説明書)や公式サイト内でも確認が可能なのでファンドの透明性は申し分ないでしょう。

しかし、セゾン投信はファンド・オブ・ファンズ形式を取っているため、運用手数料が二重に発生してしまうのはデメリットになります。

ファンドオブファンズ
引用:セゾン投信 ファンドの仕組み

BMキャピタル

BMキャピタルの運用方法は、日本株へのバリュー株(割安株)投資。

保有資産や業績などから判断できる実際の企業価値より割安で市場に放置されている銘柄を発掘し、購入。株価が適正な価格まで上昇した段階で売却し利益を得る仕組みです。

保有資産や業績ベースでの銘柄選びとなる為、市場の値動きに影響を受けにくい運用が可能。

さらに、比較的自由な運用が認められているヘッジファンドならではの手法、ショートやデリバティブを活用し下落相場でも積極的に利益獲得に臨みます。

そんなBMキャピタルは、セゾン投信とは異なり直接投資の形を取ります。

中間業者をかませないため中抜きコストを抑えられる他、アクティビストとして直接投資先企業に提言を行い、企業内部から株価上昇に向けた働きかけを行うことが出来ます。

BM CAPITAL
セゾン投信は、いくらアクティブファンドとはいえ公募型の投資信託。不特定多数の投資者の資金を運用するため投資戦略には強い制限がかかっており、ヘッジファンドと同等の思い切ったパフォーマンスを期待するのは難しいと言えるでしょう

投資コスト・投資戦略の選択肢の広さでは、BMキャピタルに軍配が上がりそうですね。

  1. セゾン投信はファンド・オブ・ファンズ、BMキャピタルは直接投資。
  2. セゾン投信は国内外に資産分散可能、BMキャピタルは国内株内での分散。
  3. ヘッジファンドの方がより自由な運用手法が認められている。

運用者

さて、次は両者の運用者を見てみましょう。

セゾン投信 BMキャピタル
中野晴啓 東大卒のファンドマネージャ

セゾン投信

中野晴啓氏

セゾン投信代表取締役社長は中野晴啓氏。明治大学商学部を卒業し、クレディセゾンに入社。

2006年にセゾン投信を設立され、現在は代表取締役社長兼CIOとして活躍されています。

中野氏の提言する投資スタンスは、長期投資

積立王子の名もお持ちで、少額でも長期的にコツコツ投資を続けることで、結果的にリスクを抑え、資産を増やしていけると述べられています。

中野氏はアメーバブログや本の執筆、インタビュー記事などネット上の発信も積極的にされているので、セゾン投信に興味のある方は合わせてチェックされるのがおすすめです。

BMキャピタル

BMキャピタルの運用担当者は、東京大学卒業後にイギリスの有名投資銀行であるバークレイズ(Barclays)で投資経験を積み、現在は同ファンドでファンドマネージャーとしてご活躍されています。

高度な分析と計算によりファンド独自の運用を行うヘッジファンドでは、投資手法流出防止の観点から積極的な情報公開は行わず、ネット上では目立った情報は得ることは難しいです。

筆者が直接面談した時の話によると、同社のファンドマネージャーは投資先企業の分析能力に長けており、銘柄選びには徹底的に時間と手間を掛け、妥協は一切許さないストイックな方だとのこと

若干30代とのことで、今後のパフォーマンスにも期待が高まります。

ファンドの指揮官となるマネージャーについて知ることは、ファンドの今後の運用状況を予測するのに役立ちます。気になる方は面談時に詳しくヒアリングできると良いでしょう。

  1. セゾン投信の運用者は中野晴啓氏。
  2. BMキャピタルの運用者の情報は面談にてヒアリング可能。

最低出資額

投資を始めるにあたり必須の条件の最低出資額。さっそく確認してみましょう。

セゾン投信 BMキャピタル
1銘柄1万円~
積立は5千円から
1000万円〜
少額投資も相談可能

セゾン投信

最低出資額は1銘柄10,000円、定期積立プランの最低金額は1銘柄5,000円

定期積立プランの場合は、登録しておくだけで毎月決まった日に、決まった金額を自動購入することが可能です。

毎月定額を積立投資したい方は、自動購入で購入タイミングを悩む必要がない「定期積立プラン」を選択するのが良いですね。

毎月数万円ほどの少額をコツコツ積み立て、かつ積み立てた資産を投資でぐっと増やしたいという方はセゾン投信がおすすめ。少額でも積立でしっかり資産形成できます。

BMキャピタル

ヘッジファンドであるBMキャピタルの最低投資額は1000万円~

投資信託のセゾン投信と比べると一見高額ですが、海外の有名ヘッジファンドでは一般的に最低出資額が5000万円程に設定されています。これを考えると随分お手頃な投資先と言えますね。

ファンド独自の自由な投資手法を巧みに使って、高リターンを狙いに行くヘッジファンド。

その柔軟な運用を確保するためには、公募ではなく、限られた投資家から私募の形で資金を集める必要があるため、一人当たりの最低投資金額は高めになるのが一般的です。

既に1000万円以上のまとまった資産が手元にあり、投資者側で難しいことを考えることなく資産運用を丸々プロにおまかせしたい方は、BMキャピタルで資産運用を任せるのが良いでしょう。

ちなみにBMキャピタルでは、条件次第で少額での出資を認めてくれる場合もあるようなので、希望の出資額がある方はお問い合わせ時に聞いてみて下さい。

  1. セゾン投信の最低投資額は1銘柄1000万円~。定期積立プランの最低金額は1銘柄5,000円。
  2. BMキャピタルの最低投資額は1000万円~、少額投資も応相談。

手数料

続いて、投資費用・手数料の違いを見てみましょう。

セゾン投信 BMキャピタル
購入手数料
0%
信託報酬
年1.35%
(±0.2%程度)

信託財産保留額
0.1%
成功報酬
運用益の50%
管理報酬
運用額に対して年5%前後

セゾン投信

投資信託であるセゾン投信への投資で、チェックすべき手数料は以下の3種類。

  • 購入時手数料…購入時に発生
  • 信託報酬…保有時毎日発生
  • 信託財産留保額…売買時に発生

具体的なパーセンテージは以下の通りとなります。
セゾン投信 手数料
引用:セゾン投信 手数料

投資信託を購入する上で気にかけたいのは信託報酬。成功報酬として出た利益に対し報酬が発生するヘッジファンドとは異なり、投資信託の場合は運用が上手くいかずマイナスが出ていても固定で信託報酬(運用手数料)が発生します。

同社のお客様窓口ページにも記載がありますが、インデックス型投資信託と比べると若干その手数料は割高なようです。
お客さま窓口
引用:セゾン投信 お客さま窓口から

ファンド名 信託報酬
セゾン投信 年1.35%±0.2%
インデックスファンドA社 年0.100%
インデックスファンドB社 年0.104%

高いパフォーマンス出そうと思えば、銘柄分析や実際の運用に人的コストも発生しますので、手数料が割高になるのは納得です。

実際に投資の際には運用成績とも比較し、割高な手数料を支払う価値があるのかの見極めが大切です。

BMキャピタル

BMキャピタルの手数料のメインは「成功報酬」です。具体的にはパフォーマンスの50%が手数料として設定されています。

こちらは運用で出た利益に対し発生するもので、マイナスが出た場合には不要

その他、申し込み手数料が5%前後発生します。細かな手数料の割合は出資額に応じて変化するので、面談にて詳細を確認しましょう。

数字だけを見るともちろんBMキャピタルの手数料は投資信託よりも割高。しかし手数料体系自体が異なっているので、投資信託とそのまま横並びで比較するのはナンセンスです。

先述の通り、手数料そのものの値段が重要なのではなく、その手数料を払ってでも十分なリターンが得られるかに重点を置く事が合理的と言えるでしょう。

実際に投資先を投資信託とヘッジファンドで迷っている方は、投資コストを差し引きした後、最終的にいくら手元にお金が残るかを確認してから決定するのがいいですよ

  1. 手数料体系の違いもあり、横並びで手数料比較は不可能。
  2. 運用成績と合わせ最終的にいくら手元に残るかで判断すべき。

運用成績

さて運用の末、投資者の手元にいくら利益が残るか?その判断に欠かせないのがファンドの運用成績ですね。両者の運用成績を比較していきましょう。

セゾン投信

セゾン投信運用成績

引用:セゾン投信 運用状況

運用成績を見ると基本的に右肩上がりではありますが、やはり2017~2018年の米中貿易摩擦、2020年初頭のコロナショックなどの下落相場では影響は受けているようです。

市場の状況に左右されることを考えると、同社の本来の投資スタンスにならい、長期的にプラスマイナスを出しながら結果的に資産が増えていれば良いといった心持ちで長期投資をする必要があるでしょう。

設定来騰落率 +197.73%
過去1ヶ月の騰落率 −9.95%
過去6ヶ月の騰落率 −2.78%
過去1年の騰落率 +9.32%
過去3年の騰落率 +50.84%

※2022年2月時点

参考:セゾン投信 運用状況

セゾン投信の運用成績はファンドの運用レポートだけでなく、セゾン投信ユーチューブチャンネルにて市場感や今後の投資展望と合わせて確認することができます。

BMキャピタル

BMキャピタルの運用成績に関しては同社ホームページ上の記載の通り。

  • 過去に運用成績がマイナスになった年0回
  • 平均年間利回り10%以上
  • 直近4年間で資産価値2倍以上

年間平均利回りが10%をしっかり超えている点はヘッジファンドならではですね。

またBMキャピタルは「損失を出さない」を投資ポリシーとし、2020年初頭のコロナショックでもプラスで推移させました。

まとまった資産を預ける上で、過去に継続して安定した成績を残せている点は安心ですよね。

【BM CAPITALの投資事例2】日本割安株へのバリュー株投資で収益率+51%達成 BMキャピタルの投資手法:バリュー株投資 BM CAPITAL(BMキャピタル)の主な投資先は、日本バリュー株(割安株)。...

下落相場でも利益を狙えるヘッジファンドだけあり、悪相場では投資信託とのパフォーマンスがの差が顕著になる場合が多いです。

BMキャピタルに関しては、運用手法流出防止の観点から過去の運用成績をネット上では公開していませんが、面談時に希望をすれば資料で確認することができます。

これまでの運用で数々の下落を乗り切ってきたBMキャピタルのリスクヘッジ力は圧倒的。

多くの投資信託がマイナスを出した過去の厳しい相場をプラスで乗り越えてきたのは、評価出来るポイントです。

単純に運用成績だけを見てしまうと、どうしてもヘッジファンドに軍配は上がりますが、手数料や最低投資額のハードルなども考慮し、ご自身に合った運用方法を選んでいけると良いですね。

  1. セゾン投信は長期投資をすることで、旨味を享受できる。
  2. ヘッジファンドであるBMキャピタルは下落相場に強い。

購入方法

ここまで興味をもって読んでくださった方は、最後に購入方法もチェックしておきましょう。

セゾン投信 BMキャピタル
1.オンライン/郵送で口座開設
2.入金
3.インターネット/電話で購入
1.お問合せフォームより連絡
2.面談
3.出資・入金

セゾン投信

セゾン投信は直販型の投資信託のため、銀行や証券会社では購入できません。まずはオンラインまたは郵送で口座開設を行い、オンラインまたは電話にて購入手続きを行います。

セゾン投信に関しては対面での個別面談は行われておりませんので、投資の際は同社の動画セミナーやホームページなどの活用し投資判断に必要な情報をしっかり集められると良いでしょう。

>>セゾン投信公式サイト

BMキャピタル

BMキャピタルへの投資希望者は同社のお問い合わせフォームを送信、基本的には対面にてファンド担当者との面談を終えた後、希望者は書面での契約締結・入金を行い、運用開始となります。

>>BMキャピタルお問合せフォーム

ヘッジファンドであるBMキャピタルに関しては、出資前の個別面談が必須。出資に関して気になることはファンドの担当者に気軽に質問でき、理解した上で出資することが出来ます。

面談の場で出資を即決しないといけないということもありませんので、気兼ねなくお問合せしてみましょう。

  1. セゾン投信に関してはオンラインや電話などで手軽に購入手続き可能。
  2. BMキャピタルは対面面談にてファンドを理解してから出資が出来る。

口コミ・評判

ここまでで、両ファンドの枠組みはある程度ご理解いただけたと思います。それでは最後に投資者や投資に関心を持つ方の生の声、口コミや評判を見てみましょう。投資先を決める重要な判断材料になります。

セゾン投信

セゾン投信の口コミ・評判

・預かり資産高1000億円突破に言及
・手軽に長期投資が出来る事に対する評価
・中野社長の書籍に対する評価

やはり信託報酬の高さについては気になっている方も多いようですが、近年「セゾン資産形成の達人」預かり資産高が1000億円を突破したことから、投資者のお祝いツイートも見受けられます。

投資者の中には、セゾン投信代表の中野社長の著書を入り口に投資を決めた方も結構多いよう。SNS上での投稿の多さからもセゾン投信が多くの投資者に愛されていることが感じられますね。

BMキャピタル

BMキャピタルの口コミ・評判

・情報の少なさに対する怪しさに関して
・ファンドとの面談レポート
・東大卒ファンドマネージャーへの評価

私募ファンドということもあり、その情報の少なさからもファンドに対しての興味や、疑問を言及されている方が多いよう。情報公開に制限がかけられていることもあり、ネット上でヘッジファンドの詳細を得るのは困難を極めます。

実際の面談の場では、過去の運用成績から運用者の経歴など担当者と1:1で詳細の説明を受けることが可能。また面談は無料ですので、興味のある方はファンドの担当者に気軽に話を聞いてみると良いでしょう。

投資信託であるセゾン投信に関しては情報公開に対してオープンですので、ツイッターやユーチューブなど可能な限り、多くの媒体を利用して複数投資者の発信情報を参考にできると良いですね。

  1. セゾン投信に関してはネット上での情報収集が容易。
  2. BMキャピタルは面談にて必要情報を集める形となる。

セゾン投信をおすすめしない理由

今回は両者を多角的に比較・検討してきました。

ここでは投資先を選定する上で、私がセゾン投信への投資をやめた理由、そしておすすめしない理由を紹介します。あくまで筆者の見解ですので、参考までにご覧ください。

セゾン投信はマーケットとの相関関係が非常に強く、値上がりの際は同じように上昇、下落した際はそれに応じて下落する傾向があります。

世界的情勢を受けやすい限り、今後も安定して同じ成績を保持する保証はありません。

マーケットに期待できるなら良いですが、不景気や経済ショックが起きた場合には元本割れを起こすことも考えられますよね。

事実、新型コロナウイルスの影響で市場が落ち込んだ2020年3月にセゾン投信は20%近い価格下落が記録されています。

TOPIX当時の月間月間騰落率TOPIXが-7.14%という下落幅であったことを考えると大きくぐらついた感は否めません。

セゾン投信運用成績

引用:セゾン投資運用報告書

いくらアクティブファンドとは言え、予測不可能な市場の動向に大きく影響を受ける面で、常に高パフォーマンスを期待することは難しいと言えるでしょう

その点ヘッジファンドのBMキャピタルは、

  • 過去に運用成績がマイナスになった年0回
  • 平均年間利回り10%以上
  • 直近4年間で資産価値2倍以上

と市場の影響を考慮した独自の運用体制を確立し、不況の中でも成績を残しています。

BMキャピタル以外にもヘッジファンドは複数ありますが、不景気の時に安定的な運用ができているかを見極めると、ファンドの実力が見えてくるかと思いますよ。

まずは面談から

本記事ではBMキャピタルとセゾン投信の比較・検討をしました。

筆者としてはBMキャピタルを推奨していますが、今後の可能性を見込んで少額からコツコツ積立てたい方はセゾン投信を選択肢に入れても良いでしょう。

既にまとまった資産が手元に余っており、元手を活かして安定的に自己資産の倍増を得狙いたい方はBMキャピタルがおすすめです。

どちらを選ぶにせよ、まずはファンドについて深く知ることが大切です。

面談やセミナー動画を通しファンドについて理解した上で、ご自身の投資の希望内容とファンドの運用内容に乖離がないかしっかり見極められると良いでしょう。

BM CAPITAL
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ABOUT ME
藤田 良
アメリカの大学卒業後、現地日系メーカーでマーケティングに従事。30歳で日本に帰国後、FXや投資信託などで投資を始め35歳でヘッジファンドに出会い、その魅力にはまる。現在はヘッジファンドBM CAPITALを中心に約2000万円を運用中。他管理サイト⇒・ヘッジファンド情報を語っているnote『ふじ』・投信信託について綴っているブログ『ふじのインデックス投信ブログ』《所属団体》両国投資研究会//▶藤田良のプロフィール詳細はこちら

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BMキャピタル

「過去に自分で投資をして失敗したので今度はプロに任せたい」
「ヘッジファンドに出資したいけど、どこがいいのかわからない」
「退職金が入ったので投資に回したい」

上記のような悩みがある方には、日本のヘッジファンド「BMキャピタル」がおすすめです。

BMキャピタルの特徴
  • 2013年の運用開始以来、平均年利10%以上を継続中
  • 運用開始から10年以上マイナスの年ゼロ
  • 直近6年の資産価値は2倍

最低投資額は1000万円(1000万未満も相談可)。比較的出資しやすい金額設定のヘッジファンドです。

より詳しい情報は無料の資料請求や運用相談で聞けます。面談では特に営業されることもないので、まずは話を聞いてみてください。

公式サイトはこちら

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